こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『マンガMee』で配信中の作品、『モラルハザード』9話『真琴と奈美②』のネタバレ感想を紹介していきます。
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8話ネタバレは以下をどうぞ！
モラルハザード【9話】『真琴と奈美②』のネタバレ
母親の前でウソをつく向日葵
斗夢を泣かせた向日葵を真琴が注意しようとした時、奈美が真琴の元にやって来て声をかけた。
真琴が青ざめた顔で奈美の方を振り返ると、奈美は泣いている斗夢の様子に気づく。
「斗夢くん、どうしたの？大丈夫？」
泣いている斗夢の頭を撫でながらあやしている奈美に向かって、真琴が言う。
「向日葵ちゃんにバカって言われたみたいで…」
奈美は向日葵の腕を握って、斗夢にバカと言ったのかと問い詰める。
向日葵は、必死に首を振って否定する。
（え？さっき何度もバカって言ったじゃない…）
真琴は向日葵の態度を見て愕然とする。
「向日葵、ママの目を見て答えて？斗夢くんにバカって言ったの？」
再度、奈美が問いかけると、向日葵は首を大きく振って否定し続けた。
「…真琴ちゃん。向日葵、バカって言ってないって言ってるけど？」
怖い顔で真琴に問いかける奈美。
奈美の態度が怖くなって…
奈美の表情に恐怖心を抱いた真琴は、震える声で言い訳をする。
「あっ、それなら…他の言葉がバカと聞こえたのかもしれないね…」
「…そうね。向日葵もまだハッキリと話せないから、聞き間違えたんじゃない？」
真琴は、奈美の勢いに押されて、聞き間違えてごめんなさいと謝った。
すると、謝罪された奈美はいつも通りの笑顔に戻った。
豪華な誕生日パーティーの計画
その後、奈美は何事もなかったかのように、子供達の誕生日パーティーについて話し始める。
奈美は、真琴に高級ホテルのスイートルームで、2歳の誕生日パーティーをしようと提案する。
ホテルのイタリアンレストランからルームサービスを取って、ケーキにシャンパンをつけて、ベビーシッターのサービスもつけようと言い出した。
「ね？素敵だと思わない？」
奈美は、そんな場所で皆の誕生日を祝えたら素敵じゃないかと真琴に同意を求めた。
「う、うん…。そうだね…」
真琴は、戸惑いながらも奈美の提案に頷いた。
計画を聞いた真琴の本音
（…本気で言ってるの？）
心の中では、奈美の発言に呆気にとられている真琴。
子供の誕生日パーティーと言うから、てっきりホームパーティーでもやるのかと思っていたのに、高級ホテルのスイートルームなんて…。
一体、何人でやるつもりでいるのか分からないが、かなりお金がかかるだろうと想像する。
すると、奈美は今日一緒にランチにやって来たママ友の真弓とみっこも賛成してくれたと話す。
「真琴ちゃんもいいでしょ？」
「…もちろんよ！」
奈美に同意を求められた真琴は、笑顔で誕生日パーティーの計画に賛同した。
密かに抱く不安
真琴は心の中で思った。
今日は不在の杏子だって、きっと奈美の提案に乗るだろう。
だから、パーティーの計画に賛同するのは仕方がないことだと、真琴は自分に言い聞かせる。
「斗夢…。2歳の誕生日パーティーは、スイートルームでやるんだって。よかったね…」
真琴は斗夢を抱き締めながら話しかける。
（うち、今の経済状況すごくヤバいのに…どうしよう…）
その言葉とは裏腹に、真琴は誕生日パーティーに大金をつぎ込むことに不安を抱いていた―。
モラルハザード【9話】『真琴と奈美②』の感想
真琴と奈美の子供同士の喧嘩は、大事にはなりませんでした。
どちらかと言うと、気が強い奈美が真琴を威圧して押さえ込んでしまったようですね。
奈美が娘の向日葵を問い詰めた時、向日葵がとても怯えた表情をしていたのが気になりました。
娘を溺愛している奈美ですが、怒った時は娘に対しても容赦ない態度を取ったりするのでしょうか。
あるいは、娘の向日葵が要領の良い子で、母親の前ではいい子ぶっているのかもしれませんね。
豪華な誕生日パーティーに無理に付き合おうとしている真琴ですが、お金の工面はどうするのでしょう。
だんだんと破滅の道へ転がり落ちているような感じがします。
10話ネタバレは以下をどうぞ！
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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