今回は、コミックシーモアの先行配信作品『鬼の花嫁』の4巻について、ネタバレ感想をシェアしていきます。
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鬼の花嫁【4巻】ネタバレ
養子縁組を提案される
柚子の家庭事情を調べた玲夜は、祖父母との養子縁組を提案した。
祖父母は柚子の両親がしてきた行いに激怒し、すでに養子縁組を承知してくれた。
これからは鬼龍院家で暮らそうと言われたが、他人に迷惑をかけられないと躊躇する柚子。
「花嫁なんだから俺に頼ってくれ」
玲夜は強く願ってくるが、柚子は急展開すぎて話についていけない。
同居を断ると、玲夜は寂しそうな顔をして部屋を出ていった。
妹との再会
柚子は、実家に置いてきた荷物をどうしようかと悩んでいた。
ダメ元だと思いながらも、妹である花梨に荷物を持ってくるように頼む。
怖くて指が震えながらメッセージを打つと、すぐに「いいよ」と返事が来た。
喧嘩別れをしてしまったが、家族には変わりない。
両親も心配しているかもしれないと期待して、花梨との待ち合わせ場所に走って向かったが…
荷物を捨てられた柚子
荷物を届けに来てくれたお礼を言い、昨日の話をしようとした瞬間。
「私に手を上げたこと、許さないから」と、花梨は鋭く睨んできた。
そして花梨は、持ってきた柚子の荷物を川に放り投げてしまう。
手が滑ったと笑って去っていく花梨に対し、柚子は反論できずに荷物を拾うばかり。
鬼龍院家に帰ると、使用人や玲夜が温かく迎え入れてくれる。
柚子は皆の温かさに涙を流し、この家にいてもよいだろうかと考えるようになった。
勇気を出して帰宅する
祖父母との養子縁組を決断した柚子は、玲夜と共に自宅に帰ってきた。
不安でいっぱいだが、そばには玲夜や子鬼たちがいてくれる。
家の中では両親と祖父母が言い争いをし、花梨は被害者面をしていた。
祖父母は柚子の顔を見るなり、抱きしめて安堵の表情を浮かべる。
そんな様子に花梨が文句を言い、瑶太は柚子を脅す。
そのとき、「俺の花嫁に対して、お前は何様だ」と玲夜の鋭い一言が聞こえる。
「まさか…あなたは！」
声の主の存在に、瑶太は驚きの声を上げるのだった。
鬼の花嫁【4巻】感想
養子縁組ができた喜びの反面、花梨との対面にはハラハラしっぱなしでした。
戸籍上は祖父母と家族になり、玲夜と暮らせるなんて最高！と思いましたが、柚子はまだ混乱中です。
花嫁だからと言われても、すぐに返事はできないですよね。
それにまだ、妹や両親と和解ができるかもしれないと期待していたのでしょう。
そんな淡い期待を見事に裏切る花梨は、清々しいほどの悪役っぷりです。
荷物を川に捨てるなんて、酷いですね。
でも花梨の行動がきっかけで、柚子は家族を諦めようと思えたかもしれません。
妖狐の瑶太もあやかしの中では立場が上ですが、玲夜には敵わないはずです。
これまで偉そうにしていた瑶太が、どれだけ態度を急変させるか楽しみですね！
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