こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の超人気作品、『俺だけレベルアップな件』16話のネタバレ感想を紹介していきます。
3話までなら、ピッコマ公式ページあるいはアプリで今すぐ無料で読めます!
4話もすぐに「待てば0円」で読めますので、実際に待って読むのは5話以降です。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。
第15話のネタバレは、以下をどうぞ!

俺だけレベルアップな件【16話】のネタバレ
カサカと戦う
薄暗い地下鉄のホームで、巨大蛇カサカと対峙する旬。
「沼の主 青毒牙カサカ」という文字は、オレンジ色に染まっている。
旬とほぼ互角か、少し強いくらいの相手だ。
折れた剣を逆手に持った旬は、巨大蛇の様子を見て攻略法を模索していた。
鱗で覆われているため、折れた剣(短剣)では歯が立ちそうもない。
ましてや素手ではもってのほかだ。
一瞬の硬直状態の後、カサカのほうから体重を乗せた攻撃を繰り出してきた。
思いっきり口を開いて噛み付こうとしてきたのだ。
凄いスピードだったが、どうにか避けて胴体に短剣を刺してみる。
カカカンッと、鉄を切るような音がして、まるでダメージを与えられない。
防御力を無力化するしかないが、分厚い鱗をどうすればいい?
攻めあぐねる旬に、巨大蛇は胴体をうねらせて攻撃してきた。
短剣を盾にして防御するが、まともに喰らったらひとたまりもないだろう。
いつのまにか、旬の周りが、カサカの胴体に囲まれる形になっていた。
前も後ろも、右も左も、カサカの大きな胴体が素早く動き回っている。
壁や地面を打ち付けるたびに、ダンッ、ダンッ、ダンッ、と、音が鳴り響く。
旬は胸に打撃を受け、さらに背中にも攻撃を喰らい、地面に膝をついてしまった。
「少しは強くなれたと思ったのに、まだ力不足なのか。あとどれだけ強くなれば…」
どうにか立ち上がって短剣を振るいながら、笑われ続けた人生を思い出した。
回想・真島との会話
人類最弱兵器と呼ばれていることを真島に言われ、知らなかったと答える旬。
「幼稚なことを言う奴もいるもんだな。汚名返上できるようにがんばれ」
「はい」と答えたものの、やはりその表情は浮かなかった。
強くなりさえすれば
カサカの攻撃を受け、息を切らせる旬。
「弱いからあんなあだ名を付けられるんだ。自分が恥ずかしい」
そう言いながら、短剣でカサカの胴体を斬りつける。
強さがあれば、圧倒的な力さえあれば、優位に立てる。
そして旬は、あのダンジョンでの神像を思い出した。
ハンターたちが平伏し、土下座した様子を。
偽りの優しさは、俺を守ってくれやしない。
(神像のような)圧倒的強者の前では恐怖に震え、ただ呆然と立ち尽くすしかなかった。
知識があっても、頭の回転が早くても、人のために頑張っても、強者の前ではあっさり裏切られる。
神像を前にした真島が、「家族がいる。死にたくない」と涙を流したシーンを思い出した。
だからこそ、俺は強くならなければならない。
そのために、ここに来たんだ。
そんな思いを胸に戦うが、カサカの攻撃を受けて壁に衝突させられた。
膝をついて、カサカを見上げる旬。
指が震え、息も上がり、それでもまだ気力は昂っていた。
「俺は、強くなんなきゃいけないんだ」
神像を相手にしたときの恐怖に比べたら、巨大蛇など、余裕だ!
そう思いながら、口を開けて突っ込んでくるカサカを右に避け、短剣で斬りつけた。
ガギギギッ、と火花があがる。
首を捻って左から攻撃してきたカサカを避け、右側から顎のあたりに腕を回した。
「能力値は筋力を中心に鍛え上げてきた。今の俺なら」
そう言いながら、カサカの首を腕力で締め付ける。
鉄のように硬い鱗に、ミシミシとヒビが入ってゆく。
のたうちまわって苦しむように、カサカは胴体を床に打ち付けていた。
どうにか振りほどこうと、胴体ごと壁に激突し、旬を挟み撃ちにした。
「ぐはっ」と声を漏らす旬。
それでも腕は振り解かず、目を見開いてこう思った。
お前は、俺が殺る!
病院で
医者と受付の看護婦が、旬について会話していた。
まだ帰ってこない旬を心配する医者に、もうすぐ退院だから大丈夫でしょう、と看護婦。
すると医者は、ハンターについて語り始めた。
「上級ハンターは億万長者らしいけど、低級ハンターは金も稼げず危険なことばかり。たまに急患で運ばれてくるハンターを見ると、ゾッとするよ」
「どうしてです?」
「ゲートの向こうで何が起こってるのか…そりゃもうグチャグチャなんだ。事故にあった患者とはわけが違う」
「大怪我してもダンジョンから帰れたら、奇跡なんでしょうね」と看護婦。
「そうでもないさ。低級ハンターでも一般人の何倍も強いからね」
レベルアップ
ウインドウが開き、「レベルがアップしました!」を繰り返していた。
カサカを倒した経験値がたんまり入ったらしい。
息を切らしながら、旬は自分が強くなったことを実感していた。
そしてウィンドウは、2つのアイテムゲットを知らせてくれた。
秘薬『カサカの毒』と、短剣『カサカの毒牙』だ。
俺だけレベルアップな件【16話】の感想
巨大蛇相手に、武器ではなく腕力でフィニッシュを飾った旬。
これまでのレベルアップに対し、筋力を集中的に上げてきた効果がここで出ましたね。
いくら折れているとはいえ、剣でもなかなかダメージを与えられなかった相手に、筋力で打ち勝つのですから、強くなったといっていいでしょう。
ちょっと価値がありそうなアイテムも2つ手に入れたので、これらもいつか役に立ちそうです。
ちなみに、『カサカの毒』は、効果として「物理ダメージ20%減少」、副作用として「筋肉の損傷筋力」ー35が表示されています。
『カサカの毒牙』のほうは、攻撃力➕25、効果として「麻痺」と「出血」が付随しています。
いつどこで使うのか、今後の展開の鍵になりそうですね。
第17話のネタバレは、以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。