こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の超人気作品、『俺だけレベルアップな件』47話のネタバレ感想を紹介していきます。
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第46話のネタバレは、以下をどうぞ!

俺だけレベルアップな件【47話】のネタバレ
旬の思惑
レイドに参加するには、とくに年齢は関係ない。
高校生でも、覚醒していれば法的には問題ないのだ。
旬の前にやってきた朝比奈は、「まさか、先生が紹介してくれるハンターって?」と尋ねてきた。
旬は、葵と一緒に映っているスマホ画像を見せた。
葵が自撮りし、旬がやや後方ですっとぼけた表情を決め込んでいる画像だ。
「葵のお兄さん?」と朝比奈。「私、葵といっしょにお見舞い行きましたよ(第11話)」
先生にハンターの知り合いがいるって、そういうことね、と朝比奈は続けた。
腕組みしながら、朝比奈は続ける。
「先生に何か言われたんでしょうけど、私はもう学校行きませんから。ハンターもやめません」
旬は、E級じゃ厳しいことや、魔力つきの武器が必要なことなどを説明し、「金にならねえんだよ」と説得を試みた。
「説教するなら帰ってください。それに、お兄さんもE級でしょう」
かつての俺みたいに頑固だな、と思いながら、旬は言う。
「やめろと言いに来たわけじゃない」
旬の思惑としては、バトルの現場に立ち合わせて、現実の残酷さを見せるつもりなのだった。
実際に見れば、考えも変わるだろうとの魂胆だ。
でも口先ではこう言った。
「君を立派なハンターに育ててやる」
右京将人が来日
夕方の空港に降り立った右京将人は、「相変わらずカビ臭え国だな」と悪態をついた。
そこへ迎えに参上したのが、犬飼課長だ。
「犬飼課長が直々のお出迎えとはな」と、右京も満更ではない。
頭を下げながら、犬飼は礼を言葉にする。
「S級ハンター来日に、監視課が同行するのは当然のことです」
「まだ後藤会長の右腕やってんのか?」と右京は詰め寄る。
「俺なら左腕を切り落とし(他の優秀なハンターを蹴落とし)、右腕なしじゃ何もできねえようにしてから何もかも奪ってやるがな」
「いつまで日本に?」
「用が済んだら帰るから、心配すんなよ」
「E級の水篠旬とD級の諸菱賢太に会うのが目的でしょうか?」と、犬飼はストレートに尋ねる。
右京はこめかみに血管を浮かべ、鋭い目で犬飼を睨んだ。
「止めようなんて思ってねえよな? お前ごときが」
犬飼も負けじと、表情を厳しくして言い返す。
「任務をこなしているだけです」
右京は犬飼の肩に手を置き、「だからお前が気に入ってるんだ」と口にした。
「あの老いぼれなんてほっといて、スカベンジャーに入れよ」とも。
犬飼は冷静に、右京兄弟の人格を思い返す。
兄の隼人は、ダンジョン内でのハンター殺害や置き去りの疑いがある。
捜査できなかったのは、S級の将人が弟だからだ。
しかし、さすがは兄弟だ。
人を殺すことに、まったく罪悪感など感じていない。
クズどもめ…
ゲートに朝比奈を連れてゆく
旬は朝比奈を連れ、白虎ギルドの宍戸課長の元を訪れた。
お互いに、軽く挨拶を交わす。
朝比奈を紹介された宍戸課長は、E級だからといって、ランクでは判断しないようにと決めた。
旬のケースがあるからだ。
旬の目的は、白虎ギルドの新人ハンター訓練の場だ。
宍戸課長に頼むと、あっさりと快い返事をくれた。
「水篠ハンターの頼みなら、よろこんで」ってなもんだ。
もちろん、宍戸課長にも思惑はあった。
白虎ギルドの優れた訓練システムを見てもらうことで、旬がギルドへ加入することに一歩でも近づいてほしいのだ。
ギルドから現場に移動した一向に、この場所について宍戸課長から説明が入る。
建物はあるが、人がほとんど住んでいないゲート多発区域。
「ちょうどタイミングよく、C級ゲートが開いたところです」
そこへ、やたら立派な鎧に身を包んだハンターが、「さっさとはじめましょう」と声をかけて来た。
言うだけ言って去ったその男の背中を見て、「どなたです?」と旬が聞く。
宍戸いわく、A級の新人で、名前は上原悠真とのこと。
「見学の許可を求めたら、機嫌損ねちゃったみたいで。遊びじゃないんだ、って」
上原のほかにも、B級が7名、C級が4名参加するらしい。
苦笑いする宍戸は、C級ゲートなのにA級やB級が参加する理由を説明してくれた。
「新人なので、最初はこうして慣れてもらうんです」
朝比奈に現場を見せるには、ちょっと物足りないかも、と思った旬だが、すぐに考えを切り替えた。
味方が強いほうが、かえって自分の弱さが身に沁みるかも、と。
宍戸の補佐をしている吉田が、そっと旬に耳打ちする。
「水篠ハンターが参加すると、新人の出番がなくなります。今日はご見学だけということで」
危険なゲート
青いゲートに足を踏み入れた、朝比奈。
すぐに旬も、その後を追った。
入った瞬間、なぜかゲート全体が赤色に染まる。
旬はすぐに、違和感を感じた。
外にいた宍戸と吉田も、ゲートの雰囲気がおかしいことに気づいた。
旬は思う。
この不吉な感覚はなんだ?
早く出なくては…
ゲートから顔だけ出した旬は、外にいた宍戸に向けて叫ぶ。
「宍戸さん、メイン攻撃隊に電話だ! すぐに」
直後に旬は、赤いゲートに吸い込まれてしまった。
宍戸はすぐに電話を取り出し、メイン攻撃隊ではなく社長に連絡を入れた。
このゲートは、メイン攻撃隊ですらどうにもならないと判断したのだ。
白川大虎
社長室で耳に電話を当てがう、赤茶色の髪をした男。
「レッドゲート?」
連絡を受けた白虎ギルド社長、S級ハンターの『白川大虎』は、すぐにそちらに向かうと宍戸課長に伝えた。
俺だけレベルアップな件【47話】の感想
E級では、ハンターとして生きていくのは厳しい。
かつてE級だった旬には、その事実が痛いほどよくわかっているんですね。
それだけに、朝比奈りんがどれほど無力なのかを、実際の現場で体験させるつもりで行動を起こします。
ところが、入り込んだゲートは、どうやらC級じゃなかったようで…
レッドゲートと知ったS級の白川が、すぐさま駆けつけることを約束してくれました。
それくらい、一刻を争う危険なゲートなのでしょう。
ところで。
おそらく社長室で電話を受けた白川ですが、壁際に並んだ本の中には、『俺だけレベルアップな件』が3冊も並んでいました(笑)
ちょっとした遊び心が感じられる、47話でしたね。
第48話のネタバレは、以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。