こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『マンガPark』で配信中の作品、『乙女ゲームの最強キャラたちが私に執着する』3話のネタバレ感想を紹介していきます。
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2話のネタバレは以下をどうぞ!
乙女ゲームの最強キャラたちが私に執着する【3話】のネタバレ
前世の両親の記憶
ヒーカンから父親の死を告げられるダリア。
その言葉を聞いたダリアは、前世の両親の記憶を思い出す。
(あまり悲しいと思えない…)
前世で生まれた時、母親は出産後にすぐに死亡。
父親は仕事が忙しく、ほとんど家にいなかった。
ダリアは、ヒーカンも前世の自分と同じ境遇なのではと考える。
(家族に愛されなくて、おかしくなっちゃったのかな…)
前世でウロボロスの迷宮をプレイしていた時も、ヒーカンのことを悲しい過去があるキャラだと共感したことを思い出す。
妹の利用価値
ひとりで考え込んでいたダリアは、ふと我に返る。
じっと自分を見つめるヒーカンの視線に気づいた。
(ヒーカンは、私に利用価値があるのか考えているんだわ)
ヒーカンの目を見て、ダリアは気づいた。
ペステローズ家の名を持つ、妹のダリアをどうやって利用しようかと考えているんだと。
(恐ろしい人だわ…)
ダリアがヒーカンの考えを読み取っていると、ヒーカンが言った。
「泣かないのか?」
その言葉を否定するように、ダリアは必死に首を振る。
妹としての立ち位置を決めて
(しっかりしなくちゃ)
ダリアの目の前にいる人物は、ゲーム内で最も危険なキャラの青年期時代。
ヒーカンがどのルートでも死に至るのは、因果応報と言える。
(だからと言って、私まで殺されるのはおかしいわ!?)
そう言って、この家を出て行けたらいいのだが、小さな子供のダリアにはそれも難しかった。
父親を亡くした状態で、今何ができるのかダリアは考える。
(できるだけ、ヒーカンと接点を持たないようにしよう!)
ダリアは、何も知らない純粋で愚かな妹のフリをしようと、自分の立ち位置を決めた。
そうすれば、ヒーカンも妹には利用価値がないといずれ気づくだろう。
(上手く乗り切れたら、いつかこの家を出て逃げてやるわ!)
ヒーカンにパンを差し出すダリア
ダリアはとっさにヒーカンにとって、愚かな人間とはどのような人間なのかと考える。
妙案が浮かんだダリアは、ヒーカンに向かって食べかけのパンを差し出した。
「これを…」
震える手でパンを差し出すダリアをヒーカンは冷たく見つめる。
「何なんだ?」
「…元気になって欲しくて。お父様が亡くなられて、悲しんでいるんじゃないかと思ったの…」
ダリアはヒーカンの心情を気遣う言葉を吐いた。
ダリアの密かな計画
前世でダリアはある本を読んだ。
それは、敵軍に潜入したスパイが敵を殺そうとした時、その敵が食べかけのパンを分けてくれて、敵を殺せずに戻ってきたというものだった。
(この物語は、人間性をよく表しているわ)
人間性。それはヒーカンにはないもので、ヒーカンが最も愚かだと思っていることだった。
ダリアはパンを差し出すことで、ヒーカンの人間性を試した。
ヒーカンは大きなため息をつきながら、ダリアのパンを取り上げて振りかざす。
(地面に叩きつけるつもりなの!?そしたら、計画は大成功だわ!)
ダリアは、このままヒーカンがパンを地面に叩きつけて踏みつけることを期待する―。
乙女ゲームの最強キャラたちが私に執着する【3話】の感想
ヒーカンと共倒れしないよう必死に策を巡らせるダリア。
1話の成長後の光景を見ると、ダリアはヒーカンに溺愛されていましたが、今の状況からは想像できない光景ですね笑
ヒーカンは、自分のことを理解してくれるダリアに次第に心を開いていくのでしょうか。
ダリアが手渡したパンをヒーカンは期待通りに叩きつけるのか、好意を受け取って食べるのか気になります。
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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