こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、『創世のタイガ』68話のネタバレ感想を紹介していきます。
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創世のタイガ【68話】『西の民との交渉』のネタバレ
ナクムたちの帰還
ナクムたちが帰ってきたことで、湧き上がる群れの者たち。
ナクムは、ムシェンジたちが近くまで来ていて戦いになったと話し、カシンがケガ人のために薬草を持ってくるように命じた。
チヒロはタイガに「大丈夫?」と声をかけ、リカコはアラタに駆け寄って安堵の表情を浮かべる。
武器を置いたナクムは、しばらく座って呼吸を整えていた。
そんな様子を見守る、ユカ。
ナクムが腕におった切り傷を、ユカがカワヌノで手当てする様子を見て、タイガたちは噂しあう。
ちゃんと家族しているように見えるな、と。
そして、そりあえず今はユカのことはナクムに任せることにした。
西の民に会いに</h3
ムシェンジたちがもうすぐ近くに迫っているため、西の民にあって協力することを皆に提案するナクム。
深傷を負っていないものはすぐに出発するように号令をかけ、武器をとって準備し始めた。
そんなナクムに、ユカは声をかけようとし、でも伝えきれずに言葉をつぐむ。
「ルスヲタノム、コドモタチモ」というナクムの言葉を受けたユカは、心の中でこう思っていた。
無事に帰ってきて欲しい、と。
西へ
群れに混じって、タイガとアラタも歩いていた。
西の民は協力できる感じじゃなかった、と噂するアラタに、タイガも同意する。
「話し合いに応じると思うか?」とアラタ。
「わからない。でも、戦いになったら、この人数じゃ殺されてしまうだろうな」
「かんべんしてくれ」
少し進むと、マンモスが姿を現した。
心強い味方に、アラタは「こいつがいれば」と表情を緩める。
しかしタイガは、「こいつは連れていけない」と言う。
マンモスを連れて行ったら、パニックで交渉どころじゃなくなるし、そもそも野生のマンモスが完全に命令を聞いてくれる保証もない、と。
マンモスにしてみれば、下僕じゃなくて、家族の感覚なのだ。
自分の家族を守ってるだけだから、嫌がることは任せられない。
それを聞いたアラタは、マンモス以上に頼もしい味方であるウルフに「偉い奴」と言うのだった。
警戒される
西の民の村に到着すると、高い位置から何やら警戒の声を上げている様子が見えた。
村のあちこちから煙も上がっていて、物々しい雰囲気が漂っている。
男たちは武器を持って身構え、楽器のようなものでドン、ドンと音を出している。
「俺たちは話し合いに来たんだ、戦いに来たんじゃない」とナクムが言う。
相手が少し警戒を解いたのを見て、ナクムはタイガとカシンを率い、武器を置いて相手に近づく。
3人で相手の長の前に出向くと、相手は先手を売ってこう言ってきた。
「ナクムよ、何を話しに来た?」
「おおかた、ムシェンジから匿ってくれってことだろ?」
笑い声が上がる中、ナクムは「そうだ」と認めて、自分たちの思いを伝えた。
ムシェンジに追い詰められ、対抗できずに全滅の危険がある、と。
でも相手がすんなりOKしてくれるはずもない。
「西と東は水場や狩場をめぐって争ってきた。協力と言いながら、この地を奪いにくるつもりじゃないのか?」
西の民たちから、「信用できない」、「ナクムを倒すなら今だ」との声が上がった。
そして、中でも一番腕に自信のある大男チンジャがしゃしゃり出て、ナクムと戦いたいと言い出した。
「ナクムを倒せば俺が最強の戦士だ」と。
「オレは戦いに来たんじゃない、最強の戦士でもない」」とナクム。
そしてナクムは、最強はタイガだ、と自分の思いを正直に打ち明けた。
すると相手の男たちは、どっと笑い声を上げた。
「そこまでして逃げたいのか?」と。
するとタイガが前に出て、片言の言葉で相手にこう伝えた。
「オレハサイキョウジャナイガ、センシダ。オレガカッタラ、キョウリョクシテモレウ」
チンジャはタイガを見下ろし、「勝ったらだと?」と言う。
「ありえない。オマエもナクムも殺し、他の奴らも殺してオマエの村を焼き払ってやる」
その言葉に、西の村の連中は歓声を上げた。
もう弾けなくなった大河は、背中にある2つの武器に手をかけ、「やってやる」と覚悟を決めた。
命をかけた約束であれば、西の民たち必ず守ってくれる、と思いながら。
創世のタイガ【68話】『西の民との交渉』の感想
協力を願いでるためにやってきたナクムたちですが、結局は戦うことでしか協力のきっかけは掴めないようですね。
でも、1対1の勝負であれば、まだ勝機はあるでしょう。
群同士の戦いになってしまえば武が悪いので、タイガにとっても良い条件なのかもしれません。
あとは、勝つだけ!
でも相手も強敵なので、苦戦は必至です。
タイガははたして、どうやって相手を仕留めるのか?
息の根を止めてしまえば乱戦になりそうですので、なんとか傷つけずに勝ちたいところですが、そう簡単な相手でもなさそうです。
69話のネタバレは以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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