今回は、コミックシーモアの先行配信作品『東郷家へ嫁いだ話』の1話について、ネタバレ感想をシェアしていきます。
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東郷家へ嫁いだ話【1話】ネタバレ
呪いの子として生きる
この世界では、多くの子が10歳までに神から与えられる『天与』という力を授かっていた。
火を操る能力だったり、風を操る能力だったり…
それぞれ個人差がある天与の能力だが、稀に10歳を過ぎてもその才能が現れない者がいる。
松方文(まつかたふみ)も、10歳を迎えたころ、天与の力を授かることができずにいた。
幼い頃に文を引き取ってくれた父母たちは、文が呪いの子だと知った途端、今まで優しかった態度を豹変させた。
「汚らわしい! 私たちは呪いの子を育てていたみたいだな」
文が10歳を迎えたその日、父親から包丁を向けられた。
「お前なんかこのまま、居なかったことにしてやろうか?」
殺されそうになった文は、必死になって頭を下げた。
雪の降る庭で、必死に土下座をして「何でもしますから、殺さないでください」と両親に縋った。
それからの日々は、まるで下女のようにして松方家で生活していたのだった。
文の人生を変えるきっかけ
土下座した日から、9年がすぎた。
呪いの子は、日の下を自由に歩けない。
そのため、文は買い物に行くにも頭巾で顔を隠して歩く必要があった。
すると余計に目立ってしまい、聞こえるように嫌味を言われてしまう。
そんな生活も、長く続くといつしか慣れるものだった。
昔仲良かった人々が離れていこうとも、友人たちが誰もいなくなろうとも、文は静かにそれを受け入れていた。
いっぽうその日、街に出ていた正治(せいじ)は、車の中から街を歩いている文を目にする。
途端、「見つけた」と口にする正治。
そして正治は、少し嬉しそうに口元を緩めるのだった。
突然の求婚
文には、念動力の天与を持つ優秀な弟『樹』がいる。
文は引き取られた子のため、樹とは血のつながりはない。
樹はいつだって、天与を持たない文を馬鹿にして冷たく当たっていた。
世間からすれば念動力は貴重な力のため、樹は一目置かれる立場だ。
ある日、樹の元へ、名家である東郷家からの求婚があった。
東郷家といえば、千里眼を持つといわれる一族であり、そんな名家との結婚は、松方の父母にとっても思ってもみないものであった。
東郷家の娘と、樹との縁談だろうと思い、喜ぶ父母。
ところが…
東郷が結婚の話をしに松方家にやってきたその日、東郷家の次期当主である正治は、樹や松方の父母に構わず家の奥まで歩いてゆく。
「東郷様、一体どちらへ!?」
そうして、正治は文に突然求婚して…?
東郷家へ嫁いだ話【1話】感想
文が美形の男性に突然求婚された今回のお話!
そんなこちらの作品ですが、そもそも出版社さまがいつも甘々な恋愛作品を届けてくれる会社なので凄く期待できます!
きっと今後は、文と正治の甘い恋愛が楽しめるのかと思うのですが…?
身分差や無能力者なんて問題もあるので、今後じっくり楽しめそうな作品です!
今まで酷く冷たい態度を取られて傷つけられてきた文ですが…これからの人生は幸せに生きることが出来るのか?
お話はまだまだ目が離せません!
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