こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『復讐の赤線~私を奴隷にした家族を許さない~』14話のネタバレ感想を紹介していきます。
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13話のネタバレは、以下をどうぞ!

復讐の赤線【14話】『百合の園』のネタバレ
救いの手
道端でうずくまり、通行人の邪魔になってしまう頼子。
そこへ手を差し伸べてくれた若い女性『夢子』に引っ張られ、ある店に入った。
おかみさん
店の中には、恰幅の良いおかみさんがいた。
夢子が見知らぬ女性を連れてきたもんだから、「なんだい、その子?」と尋ねてきた。
「具合悪そうだったから、連れてきたんだ。手も怪我してるし」
おかみさんは表情をしかめて、
「その子、どう見ても素人じゃないか」
「だからよ」と夢子。
「見るからにバージン丸出しだし、化粧っ気もないのに道でうずくまってんだもん。変な男に誘われてもかわいそうだし、ほっとけなかったの」
タバコをふかしながら聞いていたおかみさんは、「手当が済んだらさっさと帰んな。家はどこなんだい?」と聞いてきた。
頼子は俯いて、杉山家でどのように扱われていたかを思い出す。
家族からのけ者にされ、廊下で1人ご飯を食べたこと。
外食にも連れて行ってもらえず、1人で食事をとったこと。
杉山家の父親に弄ばれたこと。
家を出る前に、杉山家が崩壊した出来事。
そして、唯一優しかった篤人に抱きしめられたこと。
「私には家はありません。どこにも行く場所なんてないんです」
「訳ありさんみたいだね」と夢子は言った。
「そりゃそうさ」とおかみさん。「赤線地帯なんかにゃ、訳あり女しかいやしないよ」
赤線という言葉を知らなかった頼子は、その意味を尋ねた。
「知らないのかい?」と前置きして、おかみさんが教えてくれた。
赤線地帯とは、政府に許可をもらって営業している売春地帯のことだと。
もちろんこの店も、赤線地帯に入っている。
「体を売らなきゃ生きてけない女の溜まり場さ。学のない女が1人で生きていくためのね」と夢子。
おかみさんは頼子に、ここにいる女には行く当てがないこと、ここにしか行きつけなかったことを話し、「あんたはどうなんだい?」と聞いてきた。
どんな事情か知らないけど、本当にあんたの行き着く場所はここでいいのかい? と。
頼子は細々と答える。
「何もできない私は、この家から出たら生きられません。でももう戻れない」
黙って聞いているおかみさん。
「それでも私は、戦争で亡くなった父や母のためにも、死ぬわけにはいかないんです。生きていけるなら、なんでもします」
「わかってるのかい? ここは男を悦ばせる店だ。死ぬことよりつらい生になるかもしれないんだよ」
「それでも、娼婦として生きる覚悟はあります」
その言葉を聞いて、おかみさんも夢子も大爆笑!
「冗談はやめな、男を知らない女にゃ無理さ。あんた、処女なんだろ?」
「そうですが」と頼子。「でも、男の人の悦ばせ方なら」
そう言うと、2人は頼子の過去に興味を持って尋ねてきた。
話を終えて
杉山家でどのように扱われていたのか、今までの苦労を語った頼子。
話を終えると、「とんでもないとこだね、その杉山家は」と夢子は表情を固くした。
頼子はもう一度、ここにおいて欲しいと頼むのだった。
少しの間だけでも、と。
夢子もまた、頼子の側に立っておかみさんに頼んでくれた。
「やれやれ」とつぶやいたおかみさんは、下働きから様子を見させてもらう、ってことで頼子を雇ってくれることになった。
と、そこへ、店で楽しんでた男性が、お相手の女性とともに出てきた。
最高の締まり具合、とかいう言葉を聞いて、思わず頬を染める頼子。
最後に女性にキスした男性を見て、頼子は不安に思う。
恋仲のふりして男を悦ばせる・・・
私にあんなこと、できるのかしら?
復讐の赤線【14話】『百合の園』の感想
どこにも身寄りのなくなった頼子は、もう娼婦として働く以外に方法がありません。
もうすでに覚悟も決めているようですが、その心には不安も見え隠れしています。
でもとりあえず、夢子もおかみさんも、杉山家の人たちに比べればすごく良い人っぽいですね。
この店からスタートし、どのように『復讐』を果たしていくのか?
その過程には、辛いこともたくさん待ち受けているはずです。
今後の展開からも、目が離せませんね。
15話のネタバレは、以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※11話以降は23時間ごとに
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