こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『復讐の赤線~私を奴隷にした家族を許さない~』26話のネタバレ感想を紹介していきます。
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25話のネタバレは、以下をどうぞ!

復讐の赤線【26話】『欲の掃き溜め』のネタバレ
25話の続き
ある日、娼婦のスズランとして働く頼子の店に篤人が現れた。
「君は…頼ちゃんなのかい?」
目の前にいる娼婦が頼子だと気づいた篤人が問いかける。
かつて愛した男
篤人が頼子に駆け寄り、肩を掴みながら驚いたように頼子を見つめる。
頼子は気まずそうな表情を浮かべながら思う。
篤人さんがどうしてここに…
会いたくなかったのに…
会ってはいけない人だったのに…
過去に俊人が父と頼子の関係を曝露したとき、篤人がその話を信じなかった出来事を思い出す。
おじ様に陵辱されたことを隠すために…
もう一生会わないと決めたのに…
「頼子のことは、死んだと思ってください」篤人に別れを告げたあの日。
私はあなたを愛した過去を捨て去って、今ここにいるというのに…
解り合えなくて…
篤人の名前を聞いた夢子が以前デパートで妹と一緒にいる所を見かけたことに気づく。
「頼ちゃんがどうしてこんな穢らわしい場所にいるんだい!?」
探しても見つからないはずだと篤人が頼子に詰め寄る。
「こんな派手な格好までさせられて…」
胸元が開いた服を見つめながら篤人が言う。
頼子は恥ずかしそうにカーディガンで胸元をとっさに隠した。
篤人の発言にいきり立った夢子が反論する。
「ずいぶん失礼なこと言ってくれるじゃん!その穢らわしい場所に何の用があるのよ?」
その問いかけに篤人は「役所の者だ」と名乗り、売春防止法の書類を届けに来たと伝える。
篤人は、頼子に向かって、女将に書類を渡したら家に戻ろうと言い出した。
「頼ちゃんにとってつらい家かもしれないけど、ここよりはマシだろう」
投げかけられた言葉に失望の色を浮かべながら頼子は思った。
ああ、そうだ…
この人はそういう人だったわ…
すると、夢子が心外だと言わんばかりに怒り出す。
「アンタの家よりずっとマシよ!この場所には、この子に意地悪する奴もいないしね!」
過去に頼子いじめていた、笑子とおさちが気まずそうな表情をする。
「頼ちゃんをそそのかさないでくれ!彼女はこんな欲望の掃き溜めにいるような娘じゃない」
篤人の失礼な言動に夢子が激高する。
そこへ、騒ぎを聞きつけた女将の芳子がやって来た。
頼子の決断
「どうしたんだい?」
芳子の問いに、篤人が頼子を連れ帰ろうとしている経緯を話す夢子。
話を聞いた芳子は、ひとまず書類を預かろうと促した。
篤人が書類を手渡すと、ざっと内容を確認した芳子が「確かに受け取った。あんたはもう帰りな」と告げる。
「頼ちゃんを家に連れて帰るまでは帰りません!」
篤人が決然と宣言する。
頼子に向かって「誰かに騙されたんだろう、可哀想に…」と同情しながら、帰りを急き立てる。
黙って事の成り行きを見守っていた頼子は、しばらく沈黙した後に言い放った。
「帰ってください、篤人さん」
思いも寄らぬ言葉に驚く篤人。
「借金があってここから出られないなら、俺が肩代わりするよ。俺がこんな穢らわしい場所から救ってみせる」
まくし立てるように頼子を説得する。
「聖母のように潔白な頼ちゃんは、こんな掃き溜めにいるべきじゃない。俺の隣に―」
「借金なんてありません」
その言葉を頼子が遮る。
「この場所で働いているのも私の意思です」
頼子の強い信念を前にした篤人は呆然と立ち尽くす。
復讐の赤線【26話】『欲の掃き溜め』の感想
篤人との再会で頼子の気持ちが揺らぐかと思いましたが、むしろ2人の溝が決定的になりました。
頼子を純粋無垢な者として信じて疑わない篤人。
自分の価値観が正義だと言わんばかりに頼子を説き伏せる姿は、生きる世界が本当に違う人なんだなぁと改めて思いました。
身体を売る場所であろうと、百合の園には頼子を優しく迎えてくれる人たちがいるんですけど。
杉山家の長男として大切に育てられてきた篤人には、あの家は頼子にとって人の温かみが何もない場所だったことを理解できないんでしょうね。
こうして見ると、温室育ちの篤人より、人生の辛酸をなめてきた高塚の方が頼子にとって良き理解者でお似合いの相手だなと思いました。
27話のネタバレは、以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※11話以降は23時間ごとに
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