こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『復讐の赤線~私を奴隷にした家族を許さない~』38話のネタバレ感想を紹介していきます。
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37話のネタバレは、以下をどうぞ!

復讐の赤線【38話】『ネフティスの夜』のネタバレ
37話の続き
家にも職場にも居場所がなくなった杉山家の功。
孤独に耐えられなくなった功は、山の中でひっそりと首を吊り自殺した―。
葬式後の夜
功の葬儀が終わった杉山家。
居間では、母の信子が絶望的な表情でじっと正座をしている。
その日、頼子は葬儀に来なかった。
座卓を挟み、信子の向かい側に座っている篤人が心の中でつぶやいた。
家族なのになぜなんだ…
頼ちゃんがここに居たら、家族で痛みを分かち合えるのに…
そこへ、室内に入ってきた恵子が信子にお茶を出す。
信子は「…ぬるい」と言って、無表情のまま湯呑みを恵子に投げつけた。
「母さんのことは、そっとしておこう」
篤人が恵子を慰める。
「この家はどうなるんだい…。
一家の大黒柱が居なくなったら、宝石も着物も買えないじゃないか…」
信子はスっと立ち上がり、気落ちした表情でブツブツ言いながら部屋へ戻っていった。
止められない気持ち
気丈だった母が弱り切っている姿を不憫に思う篤人。
恵子も母に同情して、貧乏生活は御免だと不安を吐露する。
篤人が「俺が頑張るよ」と恵子を励ました。
恵子は「お兄様だけに無理して欲しい訳じゃない」と言って、父の葬儀にも出席せず、遊び回っている俊人を働かせるべきだと主張する。
「俊人のことは口にしないでくれ…」
声を震わせながら、篤人が恵子の話を遮った。
「あいつのことは…」
自分のことを見下す俊人の顔が思い浮かび、弟に対する憎しみが湧き上がる。
…嘘だ、信じられない…
頼ちゃんと俊人がふしだらな関係になるなんて…
急に黙り込んでしまった篤人を恵子が心配する。
「考えたいことがある」と言い、立ち去ろうとする篤人を恵子が引き止める。
「お兄様、最近ずっと様子がおかしいわ」
「恵子の気のせいだよ」
「気のせいじゃない!だって、ずっとずっとお兄様のことを見ていたんだもの!」
そう叫ぶと、恵子は篤人の背中に抱きついた。
「いきなり、どうしたんだ?離してくれよ」
「子供のころから、お兄様といるとドキドキするの…。私…お兄様のことが好き!!」
突然の告白に衝撃を受ける篤人。
知らされた事実
恵子は、篤人から離れると喪服を脱ぎ下着姿になった。
恥ずかしそうに頬を赤らめながら、下着のまま篤人の胸に飛び込む。
「お兄様、愛してるわ!私を抱いて!!お兄様に私の全てを捧げるわ!」
「恵子、落ち着くんだ!俺たちは血が繋がった兄妹だぞ」
感情が溢れ出す恵子を篤人が押し止めようとする。
「…私とお兄様は…本当の兄妹じゃない。…お兄様と杉山家は、血が繋がっていないの」
篤人は動揺しながら「そんな訳ない」と恵子の発言を否定した。
しかし、恵子は「本当のことよ」と断言する。
「だから、私たちは愛し合ってもいいの」
恵子が「抱いて…」とつぶやき、篤人にキスしようとする。
我に返った篤人が「俺と恵子は家族なんだ」と恵子を押しのける。
恵子に早く服を着るよう促し、篤人は部屋から出て行った。
「この気持ちが間違っているなんて思わない…。だって、私が誰よりもお兄様のことを愛しているんだもの…」
片手で自分の身体をギュッと抱きしめ、思い詰めたような表情で恵子はつぶやいた。
復讐の赤線【38話】『ネフティスの夜』の感想
まさかの近親相姦な展開です!?
近親相姦と言っても、恵子の言葉を信じるなら、篤人と血は繋がっていないみたいですけど。
ずっと、お兄ちゃんのことが大好きなブラコン妹と思っていたので、いきなり篤人の前で女になった恵子の姿に衝撃を受けました。
家族だと思ってた人間に異性として告白されるって、実際にそんなことが起きたら、ショックと混乱が凄そうですね。
しかし、改めて考えてみると、篤人の頼子に対する家族論もどっちつかずですよね。
頼子を家族だと言いながらも、女性として頼子が好きで。
家族だから一緒に痛みを分かち合いたいって思いながらも、頼子の痛みは一切背負う気がないって…。
一体どこまで自己中な男なんだとツッコミたくなる内容でした。
39話のネタバレは、以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※11話以降は23時間ごとに
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