こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『復讐の赤線~私を奴隷にした家族を許さない~』42話のネタバレ感想を紹介していきます。
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41話のネタバレは、以下をどうぞ!
復讐の赤線【42話】『独善者の愛』のネタバレ
41話の続き
「君を愛してる」
頼子に愛の告白をする篤人。
篤人にもらったカーディガンを今でも着ている頼子を見て、君の気持ちもあの頃から変わっていないんだろう?と告げる。
頼子が望むもの
杉山家で虐げられていた頃、頼子を守ってくれなかった篤人。
それなのに、篤人の気持ちを拒絶できない自分の心に頼子は戸惑う。
二人の会話を聞いていた高塚が「立て込んでいるなら、帰ろうか?」と告げる。
夢子がすかさず「必要ないよ。スズラン、この勘違いした男に何か言ってやりな」と、けしかける。
言葉が出ない頼子に向かって、篤人は自分の気持ちに素直になるよう語りかけた。
頼子は、心の中で自分の気持ちに問いかける。
私が本当に望むものは何?…
杉山家に復讐がしたいの?
赤線地帯で平穏な暮らしを送りたい?
それとも…篤人さんとの幸せな生活を望んでいるの?
彼を裏切ることはできない
ふと、篤人の背後に立つ高塚の姿を見て、頼子は我に返る。
篤人さんの気持ちに応えてしまったら、高塚さんを裏切ってしまう…
高塚さんは、私を娼婦に育ててくれた…
復讐を果たして、自分の人生を取り戻す道を示してくれたのも高塚さん…
今まで高塚から受けた恩義を思い返し、頼子の心は揺れていた。
その時、篤人が頼子の腕をぐっと引き寄せる。
「頼ちゃんの気持ちを聞かせてくれ」
切実に訴えるような眼差しを向ける篤人。
「…私は…」
頼子は、返答に迷い口ごもる。
口先だけの男
二人の会話に痺れを切らした夢子が割って入った。
「頼子が杉山家の連中にいじめられてた時、あんたは守らなかったでしょ?
好きとか愛とかご大層な言葉を並び立てるだけで、何の行動もしてないじゃん!」
篤人の顔を指さし、一気にまくし立てる。
「今だって頼子のこと思い遣ってるようなこと言って、独りよがりな言葉しか吐いてないじゃない!あんたは、ただの口だけの男だよ!!」
心を抉るような夢子の鋭い指摘に篤人は衝撃を受ける。
「さっさと帰りな!今のあんたにスズランと話す資格はないよ!!」
夢子が出口を指さしながら言い放つ。
自分の言動が独りよがりだと罵倒された篤人は、ショックのあまり後ずさる。
「…篤人さんは…私の気持ちや立場を理解しようとしてくれません」
黙って様子を見ていた頼子が静かに口を開いた。
その言葉に返す言葉が見つからない篤人。
夢子が追い打ちをかけるように、また塩を撒かれたいのかと脅しつける。
揺るぎない愛
「…すまない。時間を置いてまた来るよ」
篤人が頼子に向かって話しかける。
「でも、頼ちゃん…。俺は頼ちゃんのことを愛している。その気持ちはずっと変わらないから」
悩ましげな表情で篤人の言葉に耳を傾ける頼子。
頼子への強い想いを伝え終えた篤人は、その場から去って行った。
復讐の赤線【42話】『独善者の愛』の感想
夢子が篤人に吐いた言葉が読者の気持ちを代弁するようでスッキリしました。
篤人は、自分の理想とする頼子を一方的に押しつけているだけなんですよね。
頼子に寄り添う気持ちがない限り、篤人の想いは頼子に届かないと思います。
しかし、高塚の復讐することで自分の人生を取り戻すという考えが正しいとも思えません。
復讐することで第二の人生を歩むか、許すことで第二の人生を歩むかは、本人の気持ち次第ですしね。
頼子の場合、本当に自分が望むものを見つけた時に、今とは違う道を歩むんじゃないかと思います。
43話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※11話以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。
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