こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、『はじまらない結婚』3話のネタバレ感想を紹介していきます。
2話のネタバレは以下をどうぞ!
はじまらない結婚【3話】のネタバレ
マイペースな男
陽と木はホテルから自宅へと帰る。
新婚旅行は中止になり、陽と木はほとんど会話を交わさないまま車で家に向かった。
(こんな結婚の始まりがあるんだろうか…。いや、式は中断したんだっけ)
憂鬱な表情でそんなことを考える陽。
陽は途中でコンビニに寄ることにして、木は先に帰宅する。
買い物を済ませた陽が家に帰ると、木は何事もなかったかのようにすでに寝ていた。
陽は、木のマイペースで図太い神経にイラついた。
(よく先に寝られるわね。本当に空気を読まない人なんだから)
結婚の際に、部屋やインテリアを選ぶ時もそうだったと過去の出来事を思い出す。
真逆な性格
部屋選びの際は、木が気に入った部屋がベランダのない部屋で、どこに洗濯物を干すのかで揉めた。
最後はベランダがないと不便だという陽の主張が勝ち、他の家を探すことになった。
インテリアを買いに行った際は、いいものを買いたい陽とコスパ重視の木の意見で割れた。
インテリアのカラーも、陽が欲しい色と真逆の色を木が選ぼうとする。
「もうっ!!どうしてイチイチ反対のことばかり言うの!!」
「そんなつもりじゃないけど…」
木は、そんなに貯金もないから、お金のことも考えて選ばないといけないと話す。
「陽はこだわりが強すぎるんだよ」
その言葉にカチンときた陽は、持っていたショッピングカートを木にぶつけて喧嘩になった。
新しい形だと思っていたけど…
陽がインテリアに凝るのは、今に始まったことではなかった。
(そういう仕事してるんだから、当然のことでしょ)
今まで陽が付き合ってきた男性は、そんな陽のこだわりに理解がある人ばかりだった。
こんなことを言ってくるのは、木が初めてだった。
喧嘩をした陽と木が無言でベンチに座っていると、木が黙ってどこかに行ってしまった。
(喧嘩したままどこかに行くなんて信じられない…)
木の行動に呆れる陽。
しばらくすると、木が戻ってきた。
「陽…」
「どこ行ってたのよ!」
「ソフトクリーム食べてから帰ろう」
一瞬、呆気にとられた陽が木からソフトクリームを受け取る。
ふたりで黙々と食べた後、陽の方が折れて木が欲しがっていたインテリアを買って帰った。
陽にとって木との関係は、今までにない気づきを得たり、相手に譲ったりゆだねたりと、新しいことの連続だった。
それは、ふたりで生きていくのに新しい形だと思っていた…。
陽の迷い
翌朝、仕事に出かける木。
「陽、行ってくる」
陽に声をかける木を陽は布団の中で無視した。
木が家を出た後、陽は起き上がる。
(どうやって修復するんだろう…)
謝られただけで終われるのかと疑問を抱く。
陽が出勤すると、職場で住谷が話しかけてくる。
元気がない陽に住谷が問いかける。
「別れようとは思わないんですか?」
「そんな簡単なことじゃないよ」
手続きが大変だからかと問われると、陽は、それもあるけど気持ちの問題もあると話す。
「あの女は誰なんですか?」
「幼馴染…」
長らく会っていなかったと陽は答える。
陽が手持ちの袋を開けるためにハサミを取りに行こうとすると、住谷が代わりに持ってくる。
住谷は、ハサミを陽に手渡しながら告げる。
「切ってしまいましょう」
「…切るしかないのかな。女も旦那も…」
そうつぶやきながら、陽はハサミで袋を切り出した―。
はじまらない結婚【3話】の感想
陽と木って元々が真逆の性格なんですね。
今まではそれが陽にとって新鮮で、新しい形として受け入れてきたけれど。
それが今になって、大きなズレとなって現れてしまった。
木との関係を断ち切ってしまうか、それが出来なければ何らかの形で木を許さなければいけなくなりますが、陽はどちらの道を選ぶのでしょうか。
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
4話のネタバレは以下をどうぞ!
1巻丸ごと無料試し読みできるおすすめストアについては、以下のページで詳しく紹介しています。