こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、『はじまらない結婚』9話のネタバレ感想を紹介していきます。
8話のネタバレは以下をどうぞ!
はじまらない結婚【9話】のネタバレ
恋人気分じゃいられない
木にふたりの関係はもう無理なのかと言われた陽。
「寝ぼけたこと言わないで!!子供はどうするの?木は状況を分かってない!私達はもう恋人じゃないんだよ」
怒り出す陽に木が何か言おうとすると、陽の怒りが一気に爆発した。
「もう無理なのはこっちだよ!木が蒔いた種なんだから、何とかすれば!?木は何かしたの?」
木が言っていることは、陽のことを苦しめるだけ苦しめて、もう無理だと言ってポイっと捨てることだと指摘する。
「許さない!お金を払っても、何度死んでも許さないから!!」
「ごめん…」
陽の剣幕に押された木が青ざめた顔で謝りながら、陽をなだめようとする。
「触らないでよ!もう出て行く」
木の手を払いのけて家から出て行こうとする陽を木が引き止めた。
「陽はここにいて!俺が出て行くから」
木が出て行った後
一悶着の末、とりあえず木が家を出て行った。
(明日の検診どうしようか…。パパママ教室、木もいて欲しかったのに)
木とは結婚するまでに幾度となく衝突して、その都度話し合ってきた。
しかし、いきなり相手のことが分からなくなってしまった。
(私が思っていた木って本当に居たの?私は今まで何を見ていたのかな)
自分が何を根拠に木を特別だと思っていたのか分からない。
(木を恨む気持ちよりも、自分の目を疑うわ)
どうすればいいのか分からないが、こんなの分かるわけがないと思った。
(私は正常だから…)
そう自分に言い聞かせて、陽は眠りについた。
ひとりで産む?
翌日、検診には住谷に付き添ってもらった。
受付で住谷が夫と間違われて、説明が面倒くさくなった陽がとりあえずそうだと答えると、住谷は照れたように顔を赤らめた。
ふたりはパパママ教室で赤ちゃんの入浴法などを学び、その後質問コーナーになった。
質問がある人と問われて、陽が手を上げる。
「ひとりで産む方法は…」
そう言いかけた陽は、これは後でひとりで相談する話だと気づく。
不安があれば後で話しを聞くと言われるが、陽はまたの機会に話しをさせて欲しいと答えて、その日の予定を終えた。
陽の支えになりたくて
検診の帰り道。
心細そうな陽の顔を見た住谷が陽の手を掴んで訴える。
「陽さん、俺と産みましょう!」
結婚しようという意味ではなく、それが無理ならとりあえず子供を産もうと言う。
「俺、何でもするから」
陽にそんなを顔して欲しくないと訴える住谷の言葉を聞いた陽が目に涙を浮かべる。
「ごめんね、住谷くんの気持ち分かってたのに…」
こんなことではいけない、ちゃんとしっかりすると陽は住谷に謝った。
そんな陽の姿を住谷は辛そうな表情で見つめていた―。
はじまらない結婚【9話】の感想
正直言って、住谷で良くない?むしろ、住谷の方が良くない?と思うんですけど。
最初は、何か裏でもある人なのかと思っていましたが、純粋に陽のことが好きそうですし。
陽の気持ちもちゃんと汲み取ってくれるし、行動力もあるし。
木よりも住谷と一緒になる方が幸せになれる気がします。
しかし、陽としては、自然に住谷のことを好きになるならまだしも、住谷の気持ちを知っていてそこに寄りかかるのは違うって気持ちがあるんでしょうね。
最終的には、住谷と上手くいけばいいのになと思わずにはいられないお話でした。
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
10話のネタバレは以下をどうぞ!
1巻丸ごと無料試し読みできるおすすめストアについては、以下のページで詳しく紹介しています。