こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、呪術廻戦の10話『雨後』について、ネタバレ感想を紹介していきます。
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9話のネタバレは以下をどうぞ!
呪術廻戦 10話『雨後』のネタバレ
夏油
都会の街並みの中、夏油と3体の呪いが歩いていた。
大地の呪い『漏瑚』は、大きな一つ目に、頭は活火山、耳にはワインコルクのようなものがついた姿をしている。
漏瑚は、夏油に向かった話しかけた。
「貴重な指1本使ってまで、確かめる必要あったのか? 宿儺の実力を」
「中途半端な当て馬じゃ意味ないからね。収穫はあったさ」と夏油。
漏瑚の他に、森の呪い『花御』と海の呪い『陀艮』もいる。
花御は、目にちょっとした木が生えているのが特徴だ。
陀艮は、頭がタコのような顔をした呪いで、顎のあたりに八本の足が生えている。
ファミレスに入った夏油と呪いたち。
一般人には呪いの姿は見えないため、店員から「1名様ですね?」と声をかけられた。
「はい、1名です」と微笑む夏油。
虎杖悠仁の遺体
呪術高専内にある治療室のような部屋で、五条が伊地知に問い詰めていた。
少年院に現れた特級相手に、しかも生死不明の5人を救助するために、一年生を派遣した理由についてだ。
「僕が無理言って、悠仁の死刑に猶予をもらった。それを良しとしない上の連中が、僕がいないときに特級を利用して彼(悠仁)を始末させようとした、ってとこだろう。他の2人が死んでも、僕に嫌がらせできて一石二鳥って思ってんじゃない?」
痛いところを突かれ、言い訳しながらもカタカタと震える伊地知。
「上の連中、全員始末してやろうか?」と凄んで見せる五条。
そこへ、呪術高専・医師の『家入硝子』が現れた。
ちょっと目にクマのできたキレイな女性だ。
「あまり伊地知をいじめるな、彼も私たちと上との間で苦労してるんだから」
それを聞いた伊地知は、もっと言って、と思っていた。
五条は軽い調子で、「男の苦労なんて知ったこっちゃねえっつうの」
家入は、台の上に横たわっている悠仁の遺体に目をやった。
「これが宿儺の器か。好きに解剖して構わないよね?」
「役立てろよ」と五条。
「誰に言ってんの?」と家入。
2年生登場
校舎にある階段に腰掛ける伏黒と野薔薇。
悠仁が犠牲になったことで、ちょっと感傷的な会話をしていた。
悠仁と知り合ってまだ2週間ほどの野薔薇は、
「会って2週間の男が死んで泣き喚くほど、私はチョロい女じゃないのよ」と強がる。
でも伏黒は気づく。
野薔薇の口がキツく結ばれ、辛さが横顔に現れていることに。
そこへやってきた、3人の2年生。
メガネ女子の禪院真希、口元を制服のカラーで覆っている狗巻棘、パンダの3名だ。
辛気臭い雰囲気を醸し出す伏黒と野薔薇を見て、「辛気臭いな、お通夜かよ」と真希が第一声を放ってきた。
木に隠れていたパンダは、昨日一年生が一人死んだからだ、と真希に告げた。
「早く言え」と真希。「それじゃ私が血も涙もねえ鬼みてえだろ」
そんな会話の最中、狗巻はずっと「おかか」とか「ツナマヨ」と、おにぎりの具材だけを言葉にしていた。
2年生とは初対面の野薔薇は、伏黒に尋ねる。
伏黒は3人の2年生について、簡単に紹介した。
呪具の扱いなら学生一の真希。
呪言師の狗巻は、おにぎりの具しか語彙がない。
パンダのことは、「パンダ先輩」とだけ。
「あと一人、乙骨先輩っていう唯一尊敬できる人がいるが、今海外に出てる」と伏黒。
パンダは、京都姉妹校交流会に参加してほしい、と伏黒たちに告げた。
本来なら2〜3年生のイベントだが、3年が停学中だから人数が足りないそうだ。
呪術高専は東京と京都にあって、毎年それぞれの学長が提案した勝負方法で戦う。
個人戦と団体戦だ。
呪術師同士の戦いで、殺し以外なら何してもOKな呪術合戦だ、という真希。
「そんな暇あんの? 人手不足なのよね、呪術師って」と野薔薇が尋ねる。
パンダいわく、呪いの繁忙期は初夏とのこと。
五月病、環境の変化、自律神経の乱れ、冬季の憂鬱など、冬から春にかけての人間の陰気が、ドカッと呪いになって現れるのが初夏なのだ。
だが、ボチボチ落ち着いてくるころだろ、と真希は言う。
「やるよな?」と真希に聞かれ、「やる」と即答した伏黒と野薔薇。
目的は、強くなることだ。
そのためには、先輩のしごきにも耐える覚悟だった。
話し合い
ファミレスで話す、夏油と漏瑚。
花御や陀艮は基本的に喋らないため、別のテーブルに着席している。
「つまり君たちのボスは、人間と呪いの立場を逆転させることだね?」
「少し違う」と漏瑚。
「人間の負の感情は偽りのない真実。それを元に生まれた呪いこそが、純粋な人間なのだ。だから偽物である人間は、消えるべきなのだ」
夏油の見立てでは、現状では呪いは人間に勝てない、という。
ただし、2つの条件を満たせば勝てる、と。
1つは、五条悟を封印すること。
もう1つは、両面宿儺(虎杖悠仁)を仲間に引き入れること。
「虎杖は死んだのだろう?」と漏瑚に聞かれ、夏油は答える。
「どうかな」
宿儺VS悠仁
動物の頭骨が積み上げられた場所に、宿儺が腰掛けていた。
下のほうには、悠仁の姿がある。
「許可なく見上げるな」と宿儺が言えば、
「じゃあ降りてこいよ、見下してやる」と悠仁。
呪術廻戦 10話『雨後』の感想
3人の2年生が登場しましたね。
3人とも0巻で登場しているキャラクターなので、読み切りのときからのファンには懐かしさがあることでしょう。
それぞれ特徴を持ったキャラですが、この後の展開でより詳しい紹介がなされていくはずです。
心臓をなくして死んだはずの悠仁ですが、どうやら生きている様子。
宿儺と会話している場所は、心の中か、それとも宿儺の呪術なのか?
悠仁は戦闘モードに入ってますし、一触即発の雰囲気です!
11話のネタバレは以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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