こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『彼女と野獣』3話のネタバレ感想を紹介していきます。
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2話のネタバレは以下をどうぞ!

彼女と野獣【3話】ネタバレ
ワルドの最期
テオドールと部下たちが会場に入ると、足元にはマティーナによって殺されたブランチェの民が転がっていた。
(一人でやったというのか? 軽く200人は越えるぞ…!)
テオドールは歩みを進めるマティーナを目って追っていると、
「お…お願いだ…助けてくれ…」
マティーナに剣先を向けられ、無様にも命乞いをするワルドの姿があった。
「この期に及んで助けてくれか…みっともないな」
マティーナは冷たく言い放つ。
次にワルドはテオドールの姿が視界に入り、助けをもとめる。
「私が殺されたら次は兄さんが殺されるかもしれない! だからこの女を……!?」
ワルドはある光景を見て驚いた。
あろうことか、マティーナがテオドールのもとへ向かうと、跪いたのだ。
「王よ、あやつの首を我に与えたまえ」
「よいだろう」
テオドールが許可すると、マティーナはワルドめがけて剣を振り下ろした―
新たな王
ワルドの短い時代は幕を閉じ、新たな王としてテオドールが即位した。
ワルドには権力の欲しさに兄にまで手を下した不届き者という汚名を着せ、テオドールは神に許しを願い求める形で民衆からの支持を得た。
そして…
活躍が認められたマティーナは、侯爵位を与えられ、マティーナ・オーウェン・ド・レタの名を授けられた。
レタ一族はワルドによって陥れられた被害者であり、一族最後の生き残りであるマティーナは王家の守護者として広く知られ、レタ一族の悲劇は終わったかのように思われたが…
赤の剣と呼ばれたマティーナの異名は王にも影響し、ブランチェは赤の国と呼ばれるようになる―
繰り返される悲劇
ドン
「やはりブランチェを信用するべきではなかった…!」
マティーナは机をたたき、テオドールに裏切られた悔しさから震えが止まらない。
テオドールが王に即位してから8年後、またもやレタは反逆者に仕立て上げられたのだ。
「マティーナ様を擁護する勢力と手を組んでください。これを機にブランチェ王家を滅ぼすのです」
臣下、エルシアが進言すると、マティーナは覚悟を決めた―
信じていたのに…
キイィィィ
マティーナは強力な後ろ盾もあり、あっという間にテオドールがいる部屋に到着する。
部屋にいたのはイスに座るテオドール、ただ一人であった。
「テオドール、なぜ裏切った!?」
マティーナは目に涙を浮かばせながらテオドールを責める。
「最後までお前を利用して悪かった…」
テオドールの言葉を聞いたマティーナの頬に涙が伝る。
そして、テオドールはワルドと同じ最期を迎えた―
女帝マティーナ
多くの者はマティーナを称えた。
しかし、テオドール王がタイミングを計ったかのように死を迎えたのではないかと疑問を抱く学者もいた。
その理由については、テオドールがマティーナを愛していたのではないかという説もあるが、それは仮説にすぎない。
「ブランチェ王家は、罪なきレタを陥れ利用した結果、滅んだ。これから先、例外なくレタの名を汚した者を許さない」
マティーナは大陸全土を占領し帝国「カラベラ」を建国。
名をマティーナ・オーウェン・ド・レタ・カラベラに改めた。
その後、マティーナは臣下エルシアに帝位を譲り、
死ぬまで子を持つことなく、マティーナの死と共に、レタ一族は終わりを迎えた―
新たな世代
「これ以降、帝位を継承した皇帝たちはカラベラの姓を名乗ることはできませんでした。しかし、ただ一人、マティーナにのみカラベラの姓を名乗ることを許されたのです」
マティーナが死んでから100年以上の月日が経ち、カラベラの歴史は受け継がれてきた。
先生が教科書を読み終わると、生徒たちはマティーナの生き様に感心したかのように、目を輝かせる。
しかし、真面目に授業を受けている生徒がいる中で、頬杖を突き窓の外の景色を見ている生徒が一人…
「アスティナさん!!」
二回目の先生の呼びかけにようやく反応した彼女は、マティーナと同じように美しい赤い髪をもつ少女であった―
彼女と野獣【3話】感想・考察
最期の最後までワルドは嫌な奴でしたね…
兄であるテオドールを陥れておきながら、自分がピンチな状態であると助けを求めるだなんて、本当にだらしない男です!
マティーナとテオドールのラブストーリーが始まるのではないかと期待していたのですが、まさかの展開で驚きです…!
アスティナと呼ばれていた少女はマティーナの生まれ変わりなんですかね…?
これから物語がどのように展開されるのか楽しみです!
4話のネタバレは以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※6話以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。