こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『彼女と野獣』5話のネタバレ感想を紹介していきます。
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4話のネタバレは以下をどうぞ!
彼女と野獣【5話】ネタバレ
剣術の師匠
カンナが14歳になりアスティナが12歳になった頃。
「闇雲に剣を振っていれば、防御が疎かになるのは当たり前だ」
カンナが庭をお散歩していると、護衛騎士になったばかりのヒセン卿が女に剣術の指導をされていた。
「申し訳ございません!!」
ヒセン卿はがたいがよいのに、背筋をピンと伸ばし、大きい声で謝る。
カンナは相手が誰なのか気になり、見てみると…
驚いたことにアスティナだった。
「護衛騎士がその程度であればお父様を守ることができるのは愚か、お前は無駄死にをするだろうな」
だいぶ歳も離れているのに、アスティナは辛らつな言葉を投げかける。
「師匠のおっしゃる通りです!」
ヒセン卿は生意気な行動に腹を立てることもなく、アスティナを師匠と呼ぶ。
(師匠って…もしかしてアスティナのこと…!?)
パキッ
その時、隠れて二人の様子を見ていたカンナは木の枝を踏み、音を出してしまう。
カンナは慌てて草むらに身を隠すも、アスティナにすぐに見つけられてしまう。
「カンナ、このことは内密にしてくれ。護衛騎士がこれでは、お父様が嘆いてしまうからな」
アスティナの発言にヒセン卿はガクッと肩を落とす。
「それはいいんだけど、お父様が剣を使うのは危ないって…」
アスティナはカンナの肩に手を置く。
「本当に危ないのは己が弱くなることだ、カンナ」
「え…」
カンナは部屋から出てきた時も、剣術の様子を目にした今この瞬間も、アスティナの言葉が理解できなかった。
アスティナとカンナ
(どんなに気難しい教授でも、アスティナには足元も及ばないわね)
カンナは小さい頃を思い出しながら、隣で歩くアスティナを見つめる。
「少なくとも、オクタヴィア先生にはもうちょっかいを出さないこと! 卒業させてもらえないかもしれないからね」
「私は真面目に答えただけだ」
カンナが忠告すると、アスティナはそっぽを向いて答える。
「じゃあ、アスティナはマティーナとテオドール王の間には恋愛感情があったって言うの?」
カンナに否定されても、アスティナはマティーナとテオドールのラブストーリーを信じていると言い張る。
「マティーナ・オーウェン・ド・レタ・カラベラ」
アスティナは突如、マティーナの正式名称を言うと、流暢に話し出す。
「『ド』はブランチェ王国では侯爵位を表す称号だ。でも、彼女は女帝になってもなおその名を捨てなかった」
確かに、テオドール王が王に就いたとき、マティーナには『マティーナ・オーウェン・ド・レタ』という名を与えられていた。
「テオドール王に裏切られたというのに、その名を捨てなかったのはどうしてだと思う?」
アスティナに尋ねられたカンナは首を傾げる。
(何でだろう…? 女帝の名前の意味までは考えたことなかったなぁ…)
カンナが黙り込んでいると、アスティナは口を開く。
「アスティナは…テオドールから与えられた名を捨てたくなかったんだ」
「え…アスティナ?」
「間違えた。マティーナだ」
マティーナは自称の間違い正す。
「アスティナは、相当マティーナのことについて詳しいのね」
カンナはアスティナの間違いにそこまで触れず、彼女の賢さに感心する。
「マティーナ本人を除けば、私が一番詳しいだろうな」
アスティナはそう言って扉を開こうとすると…
「カンナ!!」
カンナの友人らしき人物が慌てた様子で駆け寄る。
明らかに動揺しているカンナの友人、レイチェルの手には何枚かの書類が握られていた。
それに気づいたアスティナは手に取り、読みだす。
「…私が…誤って、カンナの手紙を開けたら…」
レイチェルの目からは涙があふれだす。
書類を読んでいたアスティナも表情を曇らせる。
「それには何が書かれれてるっていうの!!」
レイチェルとアスティナが一向に紙の内容を話し出さないことにしびれを切らしたマティーナを声を荒げる。
「カンナ…アタレンタ大公と婚姻関係を結ぶことになったのよ」
レイチェルが告白すると、カンナの顔が青ざめていく。
「…アタレンタ大公って…まさか怪物テリオッド…?」
彼女と野獣【5話】感想・考察
アスティナは賢いだけでなく、剣術もできるだなんて羨ましいです!
やはりアスティナはマティーナの生まれ変わりな気がします…!
だってアスティナはテオドールからもらった名を捨てたくなかったと言ってしまってるんですもん!
カンナには何かイヤな予感が起きようとしていますね…
アタレンタ大公とは何者なのか気になるところです。
6話のネタバレは以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※6話以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。