こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『彼女と野獣』1話のネタバレ感想を紹介していきます。
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5話のネタバレは以下をどうぞ!
彼女と野獣【6話】ネタバレ
手紙の内容
カンナ宛に送られた手紙には、以下のようなことが書かれていた。
数日前に、カンナの父が経営する貿易事業に大きな損害がでてしまった。
それが原因で、邸宅まで差し押さえられそうだったが、取引相手であるアタレンタ大公家が負債を肩代わりしてくれた。
が、カンナがアタレンタ大公と婚約関係を結ぶという条件を突きつけられたのだ。
「家に帰らなくちゃ…」
婚姻は一週間後に行われるということで、カンナは早く帰ってくるよう書かれていた。
カンナの友人は心配した様子でカンナに駆け寄ろうしたが、アスティナはそれを止め、カンナの後を追いかけた。
アタレンタ大公
ブランチェ王国初代から続く家門、アタレンタ大公家―
女帝マティーナがカラベラ帝国を建国してから最後まで、仕えていたのである。
そもそも、アタレンタ大公家はレタ伯爵家のような位の低い家門とは関係を築くことがないような名門であった…
しかし、現在の当主テリオッド・ヴァン・アタレンタ大公のおぞましい青い目をした、怪物のような容姿が問題なのであった。
彼が人を攻撃するという噂を知らぬ者がいないくらい、テリオッドが怪物であることは有名な話であった。
姉と妹
(人を傷つけるような怪物と結婚しろだなんて、まるで死刑宣告だわ)
カンナは荷造りをしながら、己のこれからの運命に絶句した。
作業を続けていると、アスティナが部屋に入ってきた。
「カンナ、行くな」
アスティナはカンナに寄り添うと優しく抱きしめた。
しかし、アスティナの言葉を聞いたカンナは首を振って否定した。
「これまでレタ伯爵家は、アタレンタ大公家からの恩恵を多く受けてきた。それに、貴族令嬢の結婚って所詮こんなもんでしょ」
カンナは気丈に振舞おうと努力するが、
アスティナは、カンナの決意を揺るがすような言葉を投げかける。
「いや、貴族令嬢は死を覚悟するような結婚はしない」
「じゃあ、私はどうしたらいいのよ!!」
目に涙を浮かばせながら、カンナは大きな声を上げる。
「私一人が逃げ出したら、家門のみんなが不幸になるわ」
カンナがどんなに訴えても、アスティナは嫁に行くのを止めようとする。
天才とはいえ常識を知らない様子のアスティナに、カンナは質問を投げかける。
「もし貴族が落ちぶれてしまったら、どんな仕打ちが待っているのか…あなたは知ってるの?」
「ああ、男は厳しい労働を強いられ病気になり、女は愛人になるか身体を捧げることになるだろうな」
カンナの質問にアスティナは淡々と答えてみせる。
「何であろうと、姉さんの命より重要なのか?」
その言葉を聞いたカンナは唇をかみしめ悲しい表情になるが、
「そうよ。誇りを捨てて生きていける人なんていないわ」
カンナの凛々しい表情を見たアスティナは諦めたように額に手を当てる。
「だから私は姉さんのことが好きなんだな」
もう夜であることもあり、二人は眠ることにした。
最後の夜
(アスティナと二人で寝るのは何年ぶりかしら…)
カンナは幼いころを思い出しながら、アスティナのいない方向へと顔を向ける。
(もう…一緒に寝ることなんてないけど…)
今まで我慢していた涙がとめどなくあふれる。
その様子を見ていたアスティナは優しい目でカンナを見つめる。
(私がカンナを嫁に行かせたりはしない)
彼女と野獣【6話】感想・考察
アスティナは姉想いの優しい女の子だったのですね。
普段の口調から少し冷たい人なのかなと思っていたのですが、今回の話を読んで親近感がわきました!
アスティナがどのようにしてカンナを助けるのか、気になるところです…!
7話のネタバレは以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※6話以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。