こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『子供ができました』40話のネタバレ感想を紹介していきます。
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39話のネタバレは以下をどうぞ!
子供ができました【40話】ネタバレ
姫奈の期待と違って
姫奈と結婚した理由を、共同責任者として上手くやっていけると思った、と語る陽平。
「…そうですか」
「怒ったのか?」
「いえ、ちょっと疲れただけです」
姫奈は、そう言い残してひとりでソファに戻っていく。
内心では、陽平の共同責任者という言葉に落ち込んでいた。
(もう少しロマンチックな言葉を期待していたのかも…)
姫奈は、自分が思う以上に陽平を好きになっていたことに気づく。
陽平と共同責任以上の強い絆で結ばれていると思いたかったし、陽平も姫奈と同じ気持ちだと思っていた。
しかし、それは自分の勘違いだと気づいて気落ちする。
陽平のご褒美
ひとりで陽平のスケジュールを眺める姫奈。
予定の中に、姫奈の名前が入っていることに気づく。
「陽平さん、私の名前があるんですけど。これ、何ですか」
「それは、4ヶ月ぶりの自分へのご褒美だ」
陽平は、4ヶ月休まず働いたご褒美だと話す。
新婚旅行が延期になったことが気になって予定を空けておいたが、今のこの時間は本当にご褒美をもらえた気分だと言う。
その話を聞いた姫奈は、陽平に質問する。
「ワーカーホリックなんですか?」
休みの日でも家事などをしている陽平に、何かしないと落ち着かないのかと尋ねる。
「仕事も家事も別に好きじゃないけど、姫奈と居られることが嬉しいんだ」
(共同責任者なんて言ってたのに…)
姫奈は照れながら、その言葉に拗ねた。
「今のセリフに感動した? それなら、キスしてくれないか?」
陽平が姫奈を抱き寄せてキスを迫る。
ふたりは、キスを交わしてそのままソファに倒れ込んだ。
陽平に抱かれながら、姫奈は自分で自分の気持ちがよく分からなくなってしまった。
保健室の陰口
学校の保健室で保健の先生と女性教師が、2人で姫奈の噂話をしていた。
「理事長夫人のせいで、同僚がやりにくくなってるって気づいているのかしら」
ショートヘアの最上先生が、デキ婚が本当の意味での結婚と言えるのか、玉の輿に乗っても子供が生まれたら追い出されるじゃないかと、陰口を叩く。
扉越しにその会話を聞いていた姫奈は、何も言わずにひっそりとその場を後にした。
周りの教師に気を使われて
「疲れたな…」
学校の中庭のベンチに座りながら桜を見上げる姫奈。
妊娠のせいか春だからなのか分からないが、このところ眠くて仕方がなかった。
保健室で休もうと思って保健室に行ったら、聞きたくない陰口を耳にしてしまった。
姫奈が陽平と結婚してから、他の教師達がやりにくそうにしているのは気づいていた。
周囲からは理事長夫人として気を使われて、以前のように気楽に接することができなくなった。
しかし、他の教師達の気持ちもある程度は理解できていた。
それだけ姫奈と陽平の結婚は、誰が見ても急なものだったからだ。
子供に対する義務感だけ?
姫奈は、結婚前に陽平に聞くべきことを聞かなかったことを、今になって後悔していた。
子供ができた責任感が結婚した理由の全てだったのか。
もし、妊娠した相手が他の女性でも結婚したのか。
今になって気になってしまう。
(身体の繋がりしかない関係だと思ってた時のほうが気楽でいられたな…)
大きなため息をつきながら、そんなことを考える。
その時、姫奈の隣のベンチにやって来て、座り込むなり大きなため息をつく者がいた。
「宮城さん?」
その様子に気づいた姫奈が声をかけた―。
子供ができました【40話】感想・考察
陽平の結婚の理由について思い悩む姫奈。
読者には、陽平にとって姫奈は運命の人でメロメロだってことが嫌ってほど伝わるんですけど。
陽平の内面が分からない姫奈には、陽平の愛情が伝わり切れていないんですね。
確かに客観的に見たら、共同責任者ってビジネス的な響きがありますよね。
陽平の姫奈への愛情を知っていると、もっと深い意味があると受け取れるんですけど。
上手く行ってるように見えて、まだまだ上手く行っていないふたりですが、陽平の愛情がもっとちゃんと姫奈に伝わればいいなと思います。
41話のネタバレは以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに
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