こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『子供ができました』67話のネタバレ感想を紹介していきます。
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66話のネタバレは以下をどうぞ!

子供ができました【67話】ネタバレ
母親らしく振る舞われて…
母親の披露宴の最中に陣痛に襲われる姫奈。
具合が悪そうな姫奈の様子に気づいた母親が、姫奈を心配して声をかける。
「陣痛が始まったの?」
母親の問いかけに、陽平が戸惑いながら答える。
「予定日は10日も先なのに…」
母親は、動揺する陽平をなだめながら、姫奈の腕を取って車で病院に連れて行こうとする。
「何なのよ…いきなり。お母さんは、自分の結婚式をしてればいいじゃない」
反発する姫奈の言葉をムシして、母親は陽平と一緒に姫奈を病院へと連れて行く。
(お母さん、今になってどうして母親みたいなことをするの…?)
ずっと母親に恨まれて、寂しい思いをさせられてきた姫奈。
母親がいきなり「母親らしい態度」を取ることに、戸惑っていた。
ずっと溜め込んでいた想い
病院に辿り着き、姫奈と陽平と母親はエレベーターに乗り込む。
母親が靴も履かずに姫奈に付き添っていることに気づいた姫奈は、母親に尋ねた。
「靴はどうしたの?」
「そんなの気にしなくていいわ。自分のことだけ考えていなさい」
「…いきなり母親らしいことしないでよ!本当はそんな人じゃないのに、私を混乱させるようなことしないで!」
姫奈は母親を拒絶しながら、自分の感情をぶつける。
「そばにいて欲しい時には、いてくれなかったのに…。今さら何なの!?」
また母親に期待してしまいそうになる感情を抑えながら、姫奈は泣きながら母親に訴える。
姫奈の母親は、何も言えずに黙り込んだ。
子供が生まれて
その直後、姫奈は陣痛の痛みで意識が朦朧として、母親のことを考える余裕がなくなった。
陽平が姫奈に寄り添い、見守ってくれている中で、こんな痛みを他の母親達はどうやって耐え抜いたんだろうと考える。
やがて、出産が始まり、姫奈は今の痛みから逃れたい一心で子供を産んだ。
赤ちゃんの泣き声を聞いて、姫奈は子供が無事に生まれてきたことに気づく。
(終わったんだ…)
子供のヨウセイが生まれたいう実感が湧いてきて、姫奈の目から涙が溢れ出す。
ふと見ると、出産に立ち会った陽平もポロポロと涙を流していた。
「姫奈、お疲れ様。ありがとう…。愛してるよ。これからは、俺がもっと頑張るから」
姫奈の手にキスしながら、陽平が姫奈に感謝と愛を告げる。
幸せな気分に浸りながら
生まれてきたヨウセイと対面する姫奈と陽平。
子供を抱き締める姫奈と一緒に幸せを噛みしめながら、陽平が言った。
「これからは、3人で幸せに暮らそうな」
陽平の言葉を聞きながら、姫奈の脳裏にふと母親のことが頭に浮かんだ。
(お母さんもこんなに痛い思いをしたのかな…。私が生まれた時、お母さんはどんな気持ちだったんだろう…)
無事に生まれてくることを願ってくれていたのか、生まれた時に喜んでくれたのか…。
なぜか突然、母親のことが知りたくなった。
孫が産まれた喜び
その頃、病室の前でヨウセイの泣き声を聞いていた姫奈の母親。
無事に生まれた子供の泣き声を聞きながら、静かに涙を流した―。
子供ができました【67話】感想・考察
ついにヨウセイが誕生しました!
出産前は、母親とギスギスしていた姫奈ですが、無事に子供が生まれてよかったです!!
姫奈と一緒に子供の出産を泣きながら喜ぶ陽平の姿と、子供と一緒に幸せそうに笑い合う姫奈と陽平の姿が感動的でした。
そして、何よりも最後の母のシーン!
姫奈の子供が無事に生まれて、安堵と喜びに涙を流す姿がグっときました。
自分が母親になったことで、初めて母の気持ちに寄り添えた姫奈の心の声が、ようやくふたりが親子になれた感じがして泣けました。
母になってようやく分かる母親の気持ちとは、このことですね。
姫奈と母親は不器用な者同士ですれ違っているだけだと思うんで、出産を機に親子の関係性が上手くいくといいですね。
68話のネタバレは以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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