こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『LINEマンガ』で配信中の作品、『この好きは止められない』30話のネタバレ感想を紹介していきます。
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29話のネタバレは以下をどうぞ!
この好きは止められない【30話】のネタバレ
夏樹との絵の思い出
以前、芽郁は夏樹の部屋に飾られている絵画を見た。
ベッドの上に飾られているその絵画は、真っ白で何も描かれていなかった。
「夏樹さん、これは…?」
芽郁が尋ねると、夏樹は逆に質問を返す。
「何に見えますか?」
「うーん…。雪…とか?」
その回答を聞いた夏樹は、どうしてそう思ったのかと質問する。
芽郁は、吹雪の中で目の前が真っ白な状況みたいに見えると答える。
夏樹は、いいセンスしていると芽郁を褒める。
芽郁は、真っ白な絵画を眺めながら、夏樹に言った。
「寒い冬を終えて、雪解けの後に春が来たら、何が見えるのか楽しみですね」
夏樹は、その言葉を黙って聞いていた。
夏樹とのデートの予定
夏樹の部屋で見た、真っ白な絵画を思い出しながら、デートの予定を考える芽郁。
(美術館なら、喜んでくれるかな…)
夏樹と美術館デートをしようとウキウキしている芽郁の姿を見た、同僚の志保と舞花が芽郁をからかった。
近くを通りがかった沙織と日比谷がその光景を眺める。
「あの子達はいつも楽しそう…。何を話しているのかしら」
「楽しく働いてくれているなら、何よりだ」
日比谷は、芽郁に興味がなさそうな態度を取った。
沙織は、わざと芽郁に関心がないそぶりを見せる日比谷の姿を悔しそうに眺める。
デザイナーの話を聞こうとすると
芽郁は、職場でデザイナーのハルの仕事を手伝うことになった。
ハルに恋愛の話題を振られた芽郁は、前向きな話をする。
「今までは受け身だったから、今回は自分のことを知ってもらおうと思っているんです。そしたら、とても楽しくて」
仕事が終わり、立ち去ろうとしたハルを芽郁が呼び止める。
「ハルさん。ブランドを立ち上げた当時のデザイナーって、どんな人かご存じですか?」
「どうして、そんなこと聞くの?」
ハルは一瞬表情を曇らせながら、芽郁に尋ねる。
「少し気になっただけなんですけど…」
「…それなら、私より沙織達の方がよく知ってると思うわ」
気まずそうな表情で告げると、ハルは逃げるようにその場から立ち去った。
ハルの反応に戸惑う芽郁
(ハルさんがあんな態度を取るなんて…。何か話せない理由があるのかな…?)
ハルの反応を見た芽郁は、夏樹が話していたデザイナーに関して、何か訳ありなのかと疑問を抱く。
(それなら、どうして夏樹さんはデザイナーさんの話を持ち出したんだろう…)
人に話せない事情があるなら、どうして自分にデザイナーの話題をしたのか不思議に思う。
しかし、ハルの立場からすれば、当時のデザイナーの話は、立ち上げに関わった人に聞いた方がいいと言われるのも当然のことだと考え直す。
「考えすぎなのかな…」
芽郁が考え込んでいると、夏樹からデートを楽しみにしているという返事が届いた。
(デート、私も楽しみだな…)
真っ白な絵を見つめながら…
その頃、夏樹は自室で何も描かれていない真っ白な絵画を見つめていた。
指先で絵に触れながら、ひとりでじっと物思いに耽っていた―。
この好きは止められない【30話】の感想
夏樹との仲が進展する芽郁ですが、夏樹の心の闇は深そうですね。
ブランド立ち上げに関わっていた夏樹の知り合いのデザイナーは、沙織達にデザインを盗まれて自ら命を絶ったのでしょうか。
真っ白の絵は、デザイナーの死を知った夏樹の心情のように見えます。
あるいは、本来はデザイナーが描いた絵が飾られていたけど、相手の死を知って外してしまったのか。
どちらにせよ、あの真っ白な絵が今の夏樹の心境なのかなと思いました。
真っ白な絵を見た時、芽郁が吹雪きをイメージしていましたが、今の夏樹の気持ちが吹雪のように荒れているのかもしれません。
吹雪のように凍えている夏樹の気持ちを芽郁が解かして、春の景色に塗り替えていくんでしょうか。
そうなると、最終的に芽郁は夏樹を選ぶことになると思いますが、恋の結末はどうなるのでしょう。
31話のネタバレは以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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