こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『LINEマンガ』で配信中の作品、『この好きは止められない』36話のネタバレ感想を紹介していきます。
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この好きは止められない【36話】のネタバレ
夏樹の過去
海外で駆け出しのモデルとして活動する夏樹。
日本にいる春人と連絡を取り合う。
その日、夏樹の元に春人がデザインした衣装のスケッチが送られてきた。
「メインデザイナーに決まったよ」
春人が嬉しそうに報告して、これから最終契約をするところだと話す。
「ブランド名は何なの?」
「名前はこれから一緒に決めるんだ。これだけは、譲れないからな」
春人は、お互いの夢がもうすぐ叶うと夏樹に告げる。
夢を叶えて、世間に自分達の実力を見せつけてやろうと豪語した。
「それじゃあ、日本に戻ったら連絡しろよ」
電話を切る間際、春人は来月に帰国予定の夏樹に念押しした。
家族のような存在
家族がいない夏樹にとって、春人は大切な家族同然の存在だった。
夏樹は物心ついた頃から施設で育った。
同じ施設育ちの春人と喧嘩しながらも次第に打ち解けていき、やがて夏樹にとって春人が本当の家族のような存在になっていった。
親兄弟がいない夏樹にとって、春人がただ一人の家族と言えた。
春人の家を訪ねると…
日本に帰国した夏樹。
春人と連絡が取れず、春人の家を訪ねることにした。
家のチャイムを鳴らしても、何の反応も返ってこない。
(まだ寝てるのかな…)
その時、近所に住む女性が夏樹に声をかけた。
「そちらの方は今いませんよ」
女性にその家の友達かと訊かれて、夏樹はそうだと答える。
「ご存じないかしら?その家の人、意識が戻らないんですって…」
信じられない出来事を前に
近所の女性から春人が意識不明だと聞かされた夏樹は、信じられない思いで病院に駆けつける。
(そんなことがある訳ない…。あんないい奴に限って、そんなこと…)
病室に行くと、意識がない状態で眠っている春人の姿があった。
(どうして…春人がこんなことに…)
夏樹は、泣きながら春人に起きてくれと訴えた。
ソルムスのデザインに愕然する夏樹
突然の出来事に、どうすればいいか分からないまま夏樹は病院を出た。
街中を歩いている時、隣を通り過ぎていく女の子の会話が聞こえてきた。
「見て!あのワンピース可愛くない?」
「ソルムスって言うんだって」
その会話を聞いた夏樹は、ふと春人の話を思い出す。
(春人のデザインはどうなったんだろう…?この前、その話をしたばかりなのに…)
春人がメインデザイナーに決まった話を思い返しながら、女子達が注目しているビルのモニターに目をやった。
そこには、春人がデザインしたワンピースを身に纏った女性の姿が映し出されていた。
モニターに映し出されたソルムスのCMを見た夏樹の中に、今まで抱いたことのないような感情が溢れ出した。
ブランドから消された名前
ソルムスのモデルが着ていたワンピースは、春人がデザインしたものだった。
春人が一番に夏樹に伝えたいと言って、誰よりも早く見せてくれたデザイン。
それなのに、そのワンピースのデザイナーに春人の名前は記されていなかった…。
春人のデザインなのに…
その後、夏樹は施設の女性院長から春人の話を聞かされる。
「勝手にそれを承諾したんですか!?そんなことしたら、どうなるか分からなかったんですか!?」
泣いている院長に夏樹は詰め寄った。
「おかしいでしょ?あれは春人のものなのに!?」
「春人もそれを望んでいたと聞いていたの…」
院長は、ひたすら夏樹に謝った。
夏樹の決意
春人の病室にやって来た夏樹は、眠っている春人に告げた。
「春人…、心配しないで。俺が全て取り戻してみせるから」
思い詰めたような悲痛な表情を浮かべながら、春人に誓った―。
この好きは止められない【36話】の感想
夏樹の過去がだいぶ明かされてきました。
デザイナーは、家族同様に施設で育った春人って男性なんですね。
デザインを盗まれて命を絶ったのかと思いましたが、事故か何かで意識不明になったんでしょうか。
春人の意識がないのをいいことに、沙織が施設の院長に話しを通して、勝手にデザインをソルムスのものにしたんですかね。
本当は、ブランド名は一緒に考える予定だったようですが。
ソルムスを日比谷のブランドにしたい沙織が、一方的に春人からデザインを取り上げて、ブランド名も勝手に決めてしまった。
最終的な契約書を交わす前に春人が意識不明になって、沙織がそれをいいように利用したってところでしょうか。
春人が意識不明になったのは、偶然なのか故意なのか気になりますね。
37話のネタバレは以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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