こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『マンガMee』で配信中の作品、『モラルハザード』2話『相原真琴①』のネタバレ感想を紹介していきます。
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1話ずつ読めます。
1話ネタバレは以下をどうぞ!

モラルハザード【2話】『相原真琴①』のネタバレ
真琴と透と斗夢
「ご飯! 早く!」
真琴の息子、斗夢(とむ)は目の前にある豪華な食事に手を伸ばす。
「待って! ママが写真を撮らないといけないでしょ」
真琴は斗夢の手をはじき、スマホを目の前にかかげる。
「写真撮る必要ないやん」
真琴の夫、透は肘をつき、真琴の行動に少々呆れた様子だ。
「早く! 早く!」
斗夢は我慢の限界を迎え、椅子の上に立ちながらぐずり始める。
「ちょ…そんな目立つなや。オレ、テレビに出たばっかりやから、バレてしまうやろ」
「あの~」
透が身バレを心配した直後、2人の若い女性に声を掛けられる。
「やっぱり! 有名人は大変やなぁ」
透はどや顔で、真琴にひそひそと自慢げに言うが…
「これあなたの鞄ですよね? 落ちてますよ」
写真を一緒に撮ろうか、サインを書こうか、透が考えていたファンサービスは不発に終わる。
透はお笑い芸人ではあるが、残念なことに売れていない部類に入る。
真琴は透と3年半ほど前に、真琴の会社が主催するパーティで共に司会をしたことをきっかけに、知り合った。
そして、透の猛烈なアプローチのかいあって二人は付き合い始め、真琴のお腹には新しい命が宿った。
真琴は透が売れない芸人であることに不安を抱いていたが、
そこまで深刻に考える必要はなかった。
売れていないからといって仕事がないわけではなく、仕事を選ばなければ結構な額の給料は貰えるのだ。
なんといっても、家計は真琴、透の両方の親からの援助で救われていた。
真琴の実家は千葉県の田舎にあるが、農業を幅広くしており、裕福である。
それに加え、透の実家は兵庫県で造り酒屋をしており、真琴の実家よりも裕福なのであった。
真琴の両親は最初、透との結婚に反対していたものの、透の実家のことを知ると許してくれた。
斗夢が生まれてからは、両方の実家からの援助のおかげで、斗夢をプリスクールに通わせ、今日のように豪華な夕食だって食べることができるのだ。
「もうええやろ。早く食べようや」
しびれを切らした透は、真琴に写真を撮るのを止めるよう言うが、真琴はそれを聞き入れない。
「うわああああぁぁぁん」
我慢ができなくなった斗夢はとうとう泣き出す。
しかし、いまだ真琴は写真を撮るのを止めなかった。
「真琴、お前は斗夢よりも写真の方が重要なんか」
「そんな言い方しないでよ。これは斗夢のためなんだから」
「それ、SNSにあげるために撮ってるんやろ? 斗夢のためなんかよう言えたな」
透の言葉に真琴はただ呆然とする。
(だって、しょうがないじゃない)
真琴が最近あげていた写真は、斗夢がかいた絵など、あまり充実した内容ではなかった。
それに比べ、奈美や杏子は旅行で撮った写真などをあげており、まさにセレブの生活がうかがえた。
(今日は代官山での豪華な夕食。この内容なら2人にも負けないはず…)
真琴の頭の中で、先ほどの透の言葉が浮かぶ。
『斗夢のためなんかよう言えたな』
(透は現実が分かってない)
真琴はただじっと、楽しそうにしている透と斗夢を見ていた。
モラルハザード【2話】『相原真琴①』の感想
真琴は相当、他人から見られる自分の姿を気にしているようですね。
周りがセレブだったらより、自分がどう思われるか、セレブだと自慢できているか、そんなことを重要視してしまうのも理解できます。
しかし、それによって家族との楽しい時間を疎かにしてしまうのは、少し残念な気がしてしまいますが…
逮捕されてしまうのは真琴なんでしょうか?
これからの展開が気になります!
3話ネタバレは以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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