こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『マンガMee』で配信中の作品、『モラルハザード』21話『杏子と拷問パーティ①』のネタバレ感想を紹介していきます。
マンガMeeのアプリをダウンロードするだけで、今すぐ無料で読めますよ〜!
※4話以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。
20話ネタバレは以下をどうぞ!
モラルハザード【21話】『杏子と拷問パーティ①』のネタバレ
無神経な女
真琴が公園で男の子の兄弟と出会って、2人目が欲しくなったという内容をSNSに上げていた。
「お義母さんは、斗夢が男の子だったから、2人目は男女どっちでもいいねって言ってくれてます。だから、2人目は気が楽です~」
真琴の投稿内容は、不妊で苦労した上に、女の子を産んだことで義父母に不満を持たれた杏子にとって、当てつけのように見えた。
「これ、私に対する嫌味なの?無神経な人…」
真琴に対する杏子の本音
杏子は、最初から真琴とは気が合わないと思っていた。
プリスクールで一緒にならなければ、一生関わらないタイプの人間だった。
旦那の仕事もお笑い芸人な上に、テレビにもほとんど出ていないような売れていない芸人。
どうしてそんな人間にバカにされなきゃいけないんだと、腹を立てる。
真琴の2人目の子供という話題を見て、杏子は娘の誕生日の出来事を思い出す。
あれは、杏子にとって地獄のようなパーティーだった…。
莉伊佐の誕生日祝いの席で
先日、箱根の旅館でお互いの両親が集まり、莉伊佐の誕生日パーティーが開催された。
そんな中で、義母が杏子に言った。
「杏子さん、そろそろ2人目を作ったらどうかしら」
長年の不妊治療を続けて、ようやく莉伊佐を授かった杏子。
2人目なんて、そう簡単にはできるとは思えなかった。
その会話を聞いていた義父が、お酒を飲みながら大声で叫ぶ。
「そうだ、杏子さんっ。次は男の子だ!間違えるなよっ!!」
その声に驚いた莉伊佐が涙目になって、杏子の後ろに隠れる。
杏子が大丈夫だと言って莉伊佐をなだめると、義父は「女の子はすぐ泣く」と言って悪態をついた。
(女の子を産んだことがそんなに不満なの!?一体、どうしろって言うのよっ!!)
杏子は、心の中で訴える。
杏子の両親がかばってくれて
義父母の言葉に傷つき、怒りと悔しさに小さく体を震わせる杏子。
その姿を見た杏子の母親が場を和ますように声をかける。
「子供は天の授かり物ですから、気長に待つしかないですよ」
杏子の父親も続けてフォローに入る。
「そうですよ。それに今日は莉伊佐の誕生日パーティーなんですから」
娘の気持ちを察して助け船を出してくれる両親の優しさに、杏子の気持ちは救われた。
跡継ぎを産むことは嫁の使命
しかし、義父は即座にその言葉を否定した。
「そんな気長な態度じゃ困るんですよ。うちの嫁に来たからには、必ず跡継ぎを産んでもらわないと」
義父の言葉は、杏子が今まで何度も聞かされてきた言葉だった。
これは、杏子が男の子を産むまで永遠に聞かされ続けるのだろう。
そう思うと、杏子の気持ちは暗く沈み込んでいった―。
モラルハザード【21話】『杏子と拷問パーティ①』の感想
今回、拷問パーティーという言葉が怖くて、どんな内容になるのかドキドキしていました。
確かに、杏子の立場からすれば、拷問以外の何物でもない時間ですね。
跡継ぎを産めとうるさい夫の両親の言動には、本当に腹が立つし、殺意が湧いてもおかしくありません。
杏子も可哀想だけど、女の子であることを否定され続けている莉伊佐もすごく可哀想です。
こんな環境で育ったら、莉伊佐の自己肯定感が下がりそうで子育てにも良くないですよね。
娘の存在が目の前で否定されている、杏子の両親もすごく不憫でした。
夫が杏子を守らないのも腹が立つんですけど。
正直、こんな夫なら離婚していいんじゃないかと思いますが、そう簡単にはいかないんでしょうかね。
22話ネタバレは以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
マンガMeeのアプリをダウンロードするだけで、今すぐ無料で読めますよ〜!