こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『マンガMee』で配信中の作品、『モラルハザード』22話『杏子と拷問パーティ②』のネタバレ感想を紹介していきます。
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21話ネタバレは以下をどうぞ!
モラルハザード【22話】『杏子と拷問パーティ②』のネタバレ
家柄の格差
名家の高畠家に嫁いだ杏子。
旧家で由緒正しい名家の嫁になったからには、跡継ぎを産まなければならない。
それが名家に嫁いだ嫁の代償だった。
しかし、杏子の実家も祖父の代から世田谷に土地がある。
父親は大手銀行の役員まで務めている立派な家柄。
高畠家より格式が劣るからと言って、このような扱いを受ける家柄ではなかった。
言いたくても言えない本音
「聞いているのかね、杏子さん」
杏子にしつこく男の子を産めと絡んでくる義父。
杏子は、「跡継ぎを産むために結婚したんじゃない」と怒鳴り返したい気持ちをグっとこらえる。
(そんな風に口にできれば、どれだけスッキリするか…)
義父母の前で恐縮している両親の姿を眺める。
自分のせいで肩身の狭い思いをさせていることを杏子は心の中で謝った。
ひとりで密かに涙を流して
杏子は高畠家の嫁の自覚がないと愚痴る義父。
その時、杏子は「お手洗いに行く」と行って、莉伊佐を連れて席を立った。
義父は、まだ話しの途中だから早く戻るよう声をかける。
杏子と義父母のやり取りを見ても、夫は無関心な態度をとり続けていた。
席を立った杏子は、廊下を歩きながらぽたぽたと涙をこぼす。
「ママ?どうかしたの?」
杏子の涙を見た莉伊佐が心配そうに声をかけた。
箱根での出来事を思い出した後に
箱根での誕生日パーティーを思い出して、杏子は思った。
(あんなのは、醜くて陰湿な拷問だわ…)
嫌なことを思い出して、杏子はイライラする。
全て真琴のせいだと当たり散らした。
(やっぱり、プレ愛桜葉会には、薫さんとふたりきりで行こう)
当初は真琴も誘ったらどうかと思っていたが、そんな気は失せてしまった。
むしろ、これからは薫と共に行動した方が、イライラもなくなるだろうと思った。
薫から見学会のお誘いが来て
薫はプリスクールの母親の中では、誰よりも上品な女性だった。
夫は父親から引き継いだ会社を経営していて、目黒の一軒家に住んでいる。
「真琴とは大違いだわ…」
薫と真琴を比較しながら、杏子は真琴のことをあざけるように鼻で笑った。
その時、薫からプレ愛桜葉会の見学について連絡が入る。
13日の11時に見学会があるという内容を読んで、杏子は嬉しそうに頬を紅潮させる。
さっそく、薫にご一緒させて欲しいと返事を返した。
誰よりも可愛くて大切な娘のために
これで、最も輝かしい未来を手に入れたと確信する杏子。
そこへ、莉伊佐がやって来て。杏子にジュースが欲しいと声をかける。
杏子は、娘の丁寧な言葉遣いを褒めて、莉伊佐は賢い子だと抱き締めた。
(私には、こんなにかわいい娘の莉伊佐がいる)
莉伊佐には、集英学園の初等部が誰よりも似合う。
(2人目なんかクソくらえだわっ!!)
「莉伊佐、ママと一緒に頑張って集英学園に行こうね」
杏子は、莉伊佐を否定したバカ共を絶対に見返してやると心に誓った―。
モラルハザード【22話】『杏子と拷問パーティ②』の感想
箱根の誕生日パーティーは、一体誰の誕生日を祝う席なのか分からないほど酷い出来事だったんですね。
義父母の言動にも腹が立ちますが、杏子のフォローを何もしない夫が最悪すぎてイライラしました。
あんな義父母に育てられた夫ですから、自分の家に嫁いだら、跡継ぎ産むのは当たり前って普通に思ってるんでしょうね。
娘の莉伊佐は、本当に賢そうで可愛らしい子なので、家庭環境が原因で屈折しなければいいなと思いました。
杏子の環境はいろいろと応援したくなりますが、薫はうさん臭そうな人なんで、この先の展開が心配ですね。
23話ネタバレは以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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