こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『マンガMee』で配信中の作品、『モラルハザード』39話『杏子、お受験への策略③』のネタバレ感想を紹介していきます。
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モラルハザード【39話】『杏子、お受験への策略③』のネタバレ
杏子だけが手に入れた人脈
薫から「まさやママは滝沢一族の人間」だと聞いた杏子。
皆が欲しがっている人脈を自分ひとりが手に入れている状況に気づく。
ただ一緒の電車通いで知り合っただけの関係なのに、なんて幸運なんだと歓喜する。
「山下先生のお茶会に参加したければ、滝沢さんを連れてくることよ。これほど強力な人脈はないもの」
薫はそう杏子に告げて電話を切った。
さっそくまさやママに連絡
電話を終えた後、杏子はひとりで舞い上がっていた。
先週、まさやママとアドレス交換をしたばかりだった。
（なんて運がいいのかしら！？）
さっそく、カフェに誘うメッセージをまさやママに送る。
すぐにまさやママから返事が返ってきた。
「まさやは、お友達との外食経験がありません。お店にご迷惑をかけるかもしれないので、公園で遊ばせるのはいかがでしょう？」
杏子は、まさやはまだ外食したことがないのかと不思議に思う。
（いえ、そんなことはどちらでもいいわ）
公園でもどこにでもつき合うと思いながら、まさやママに了承の返事を出した。
「それでは、明日の10時に待ち合わせをしませんか？」
まさやママと予定の確認を取り合い、公園に行く約束を取りつける。
順調に事が進み、杏子は満足そうな笑みを浮かべる。
莉伊佐を集英に入れるために
そこへ、お昼寝していた莉伊佐が起きてきた。
「明日は、まさやくんと公園に遊びに行くのよ」
まさやくんは、莉伊佐と同じ学校に通うことになるから、今から仲良くしておこうねと言い聞かせる。
「うん、まさやくんとたくさん遊ぶ！ママも遊ぼうね」
莉伊佐は無邪気な笑顔で応えながら、杏子に甘えるように抱きついた。
そんな莉伊佐を杏子は愛おしそうにギュっと抱き締める。
（2人目なんて考えられないわ…。誰がなんと言おうと莉伊佐がいれば十分に幸せよ）
杏子は、莉伊佐を集英に入学させるまで、誰にも口出しさせないと決意した。
（ママが絶対に集英に入れさせてあげるから…）
改めて滝沢親子を見ると…
翌日、まさやママとの約束の日。
杏子は今日が勝負だと気合いを入れる。
（何としてでも、山下先生のお茶会に滝沢さんを誘わないと！）
待ち合わせ場所に向かった杏子は、約束した駅の改札前でまさやママと挨拶を交わす。
杏子は、改めて滝沢親子を値踏みする。
よく観察すると、ふたりとも地味に見えて、着ているものは高級感が漂っていた。
（さすが滝沢一族ね…）
杏子は、密かに納得する。
下心を押し隠しながら
「今日は、ありがとうございます。親子で今日のこと楽しみにしていたの」
まさやママが嬉しそうに杏子に話しかける。
「私もよ。それじゃあ、行きましょう」
まさやママの挨拶に杏子は笑顔で答えた。
モラルハザード【39話】『杏子、お受験への策略③』の感想
まさやママの正体を知って、目の色が変わった杏子。
裏表なく純粋に付き合えると思っていた杏子に下心が芽生えてしまって、まさやママが可哀想な気がします。
娘の莉伊佐ちゃんは、素直で優しい女の子ですごくかわいいですね。
よくよく考えたら、杏子の都合で一緒に遊ぶ友達がころころ変わって、親に振り回されてる気もするんですけど。
誰とでも仲良くなれる子だから、本人も別に気にしてなさそうですね。
果たして、杏子はまさやママに上手く取り入って、娘を集英に入れることができるのでしょうか。
40話ネタバレは以下をどうぞ！
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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