今回は、コミックシーモアの先行配信作品『鬼の花嫁』の12巻について、ネタバレ感想をシェアしていきます。
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鬼の花嫁【12巻】ネタバレ
それぞれの過ごし方
柚子は、桜子の言葉が気になって眠れずにいた。
目の下にクマができた柚子を、祖母が心配する。
それでも柚子は、迷惑をかけられないからと自分で解決しようとしていた。
玲夜はというと、年に1度だけ行われるあやかしの会合に出席中。
花嫁を得た玲夜の霊力はさらに上がっており、周囲は感嘆の声を上げていた。
そんな玲夜が気になるのは、柚子のことだけ。
1日会えないだけで、イライラとしてしまう。
花嫁である柚子に身も心も囚われているのだと、玲夜は思っていた。
両親と花梨がやってくる
柚子が玲夜に会えず寂しがっていると、来訪があった。
玄関に向かうと、立っていたのは両親と花梨。
祖父母は柚子を守るように立つが、両親は柚子を連れ戻そうとする。
いまさらになってこれまでの言動を詫びる両親だが、彼らは何もわかっていない。
帰ろうと説得してくる両親に対して、「玲夜がそばにいるから、帰らない」と柚子ははっきりと言った。
助けを求める柚子
「鬼龍院玲夜には恋人がいるのよ」と、母が別の言葉で説得してきた。
あやかしの学校では、玲夜に恋人がいると噂になっているらしい。
両親は甘い言葉を吐き、柚子を連れて帰ろうとする。
「玲夜はそんな人じゃない」
柚子は玲夜についていくと決めていた。
それでも強引に連れて行こうとする両親は、柚子を守る祖母に手を上げる。
父親に無理やり引っ張られた柚子は、心のなかで玲夜に助けを求めた。
すると瞬時に、父と柚子の間に、青白い炎がひらめいた。
鬼の花嫁【12巻】感想
両親と花梨は柚子を連れ戻すために、瑶太の力を借りたようですね。
妖術で自分たちを護衛から見えなくされたら、家に入れたのも仕方ありません。
花梨は玲夜に恋人がいると言って、柚子の心をかき乱そうとしていました。
可哀想、とバカにする花梨には腹がたちますね!
今までの柚子だったら、自信がないあまり花梨の言葉を信じたかもしれません。
しかし玲夜からたくさんの愛を受け取る内に、玲夜を信じられるようになっていました。
両親にはっきり意思を伝えるなんて、柚子の成長が感じられます。
対して、祖母に暴力まで振るう父親がありえないですね。
柚子が連れ戻されるピンチを救ったのは玲夜かなと思いましたが、遠くにいるため難しそうです。
となると、柚子のそばにいて霊力があると言えば、子鬼たちしか考えられないですね。
次回、柚子のピンチを救った相手が明らかになりそうです。
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