今回は、コミックシーモアの先行配信作品『鬼の花嫁』の18巻について、ネタバレ感想をシェアしていきます。
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鬼の花嫁【18巻】ネタバレ
花梨との最後
瑶太や撫子から離縁を宣言された花梨は、柚子を睨みつける。
最後まで人のせいにする花梨に、柚子は心のなかで決別の言葉を告げた。
瑶太は涙を流しながら、去っていく。
花梨は、瑶太から花嫁だと告白された日のことを思い出した。
特別な花嫁だという言葉とともに、花嫁は幸せなだけじゃないという柚子の言葉も思い出す。
「瑶太、行かないで…」
花梨は去っていく瑶太に声を掛けるが、瑶太が振り向くことはなかった。
玲夜のもとへ帰る
妹との別れはずいぶんとあっけないものだった。
家族に受けた仕打ちは過去のものであり、未来に必要な感情ではない。
玲夜はそう諭したが、捨てて良い感情なのかと柚子は考えた。
そして悲しい過去も自分を作り上げた一部だからと、忘れずに持っておこうと決意する。
「辛いときは俺がいるのを、忘れるな」
玲夜は柚子にそう言い、2人の家へと帰ることにしたのだった。
平穏な日常生活
鬼龍院家で過ごす日常にも慣れてきた。
学校で、透子から「明るくなったよね」と言われるほどに。
ある日、花梨を好きになったからと柚子をふった元彼の大和から、再び告白をされる。
やはり柚子が好きだと。
身勝手な大和に、クラスメイトは大批判。
玲夜を愛する柚子は、当然断った。
そればかりか、子鬼が大和にお仕置きをしてくれた。
柚子と玲夜を見つめる人物
学校に、玲夜が迎えに来ていた。
「おかえり」と言う玲夜に、柚子は飛び込んでいく。
談笑していると、2人を見つめる男が1人。
柚子が視線に気づいて振り返るが、すでに誰もいなかった。
男は、玲夜が幸せそうだと呟く。
そして不敵な笑みを浮かべるのだった。
「花嫁が奪われたら、どんな顔をするのかな」
鬼の花嫁【18巻】感想
花梨と決別し、柚子は前へ進む決意をしていました。
すべて柚子のせいだと最後まで人のせいにする花梨は、救いようがありません。
ですが本当に瑶太が去ってしまうと理解し、ようやく自分の行いを振り返ったのではないでしょうか。
優しい柚子が気に病まないか心配でしたが、しっかり未来を見据えていました。
過去を忘れずに、未来の糧にしようとする姿は強いなと思います。
玲夜と出会い、愛されてから柚子はどんどん明るく強くなっていきますね。
幸せそうな2人を見ていると、嬉しくなってきます。
しかし最後の場面では、またもや不穏な展開が予想されることに。
花嫁を奪うなんて、物騒な独り言を呟いていましたね…。
玲夜に恨みがあるのか、トップの座を狙うあるあやかしなのかなと思いました。
せっかく幸せになった2人に、さらなる危機が訪れる予感です!
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