今回は、コミックシーモアの先行配信作品『鬼の花嫁』の3巻について、ネタバレ感想をシェアしていきます。
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鬼の花嫁【3巻】ネタバレ
冷酷な次期当主
鬼龍院家の次期当主である玲夜は、無表情で無感情な男と言われていた。
そのくせ、玲夜から発せられるカリスマ性は、他のあやかしたちを魅了するものだった。
人間の女は花嫁になりたがって近づくが、玲夜は関心がない。
花嫁はあやかしの霊力を高めてくれる上に、その子供は高い霊力を持って生まれると言われている。
あやかしたちは、一族の繁栄のために花嫁との出会いを願う。
いっぽう玲夜は、「運命の花嫁」がいることを疑問視していた。
だから、鬼の一族の中で最も霊力が高い桜子との政略結婚も、快く進めるつもりでいた。
柚子と出会う直前
自分にとっての花嫁は、一目見ればわかると言われている。
あやかしにとって、それだけ花嫁という存在は大きいのだ。
玲夜が自分の中にある空虚感を持て余していると、突然心臓の高鳴りが。
「これはなんだ?」
玲夜がふと橋の上を見ると、泣いている女性がいた。
歓喜で心が震える玲夜は、女性を抱きしめて、思うのだった。
「俺だけの花嫁を見つけた」と…
使役獣にメロメロになる
玲夜は柚子を家から救うため、まず祖父母に連絡を取るよう指示する。
いっぽう、柚子は和服の玲夜にドキドキしながらも朝を迎えた。
玲夜と2人きりの時間に緊張をしていると、湯呑を運んでくる子鬼が2人。
「なんて可愛いの…!」
その愛くるしい姿を見て、柚子はメロメロになった。
玲夜が作り出した使役獣は、柚子が譲り受けることになったのだ。
柚子を守りたい玲夜の気持ち
花梨とのもみ合いの時に破れてしまった大切な洋服は、玲夜の指示でキレイに繕われていた。
涙を流して喜ぶ柚子に、玲夜は顔を近づける。
「俺の花嫁には、玲夜と呼んで欲しい」
そう言われた柚子は、「玲夜」と呼ぶ。
玲夜は自分の中にあった優しい感情と、黒い感情を自覚した。
柚子を甘やかして、自分なしには生きられないようにしたいのだ。
「柚子を苦しめた奴は許さないから」
家族から必要とされずに苦しんできた柚子を救うため、玲夜は立ち上がった。
鬼の花嫁【3巻】感想
玲夜が柚子と出会うまでの心境が、丁寧に描かれていました。
柚子には優しい表情しか見せないので、周囲から冷酷と言われていたことに驚きです。
花嫁と出会わなければ、このまま政略結婚をする予定だったのですね。
政略結婚の相手は一族の中で力のある女性のようですが、簡単に婚約破棄できるのでしょうか。
もしも相手の女性が玲夜を本気で愛していた場合、揉め事になりそうだなと思いました。
ただ鬼龍院家としては、玲夜が選んだ柚子を手放さないのは間違いないです。
そして使役獣の子鬼が可愛すぎて、こちらまでメロメロになりそうでした。
これからこの2人が、柚子を守ってくれるのかもしれないですね。
次回、玲夜が柚子を守るため家に乗り込んでいきそうな予感です!
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