こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の超人気作品、『俺だけレベルアップな件』33話のネタバレ感想を紹介していきます。
3話までなら、ピッコマ公式ページあるいはアプリで今すぐ無料で読めます!
4話もすぐに「待てば0円」で読めますので、実際に待って読むのは5話以降です。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。
第32話のネタバレは、以下をどうぞ!
俺だけレベルアップな件【33話】のネタバレ
スキル発動
自分が有利なはずなのに、と思いながら、焦りが募る道門。
構えた旬は、鋭い視線で道門を睨む。
「システムに感謝するよ、お前を殺すべき理由が増えたからな」
瞬時に互いの姿が消え、砂埃が舞った。
幾度となく武器をかち合わせながら、言葉を切り出す道門。
「素早い動きで武器は短剣、超近接型のダメージディーラー、そして暗殺系。これほど同じ条件の揃った先輩に会えることはそうないだろう?」
「口数の多さが品のなさって実例もな」
ここで旬は、スキル「疾走」を使用した。
速度が30%上昇、マナが1分に1ずつ減少する。
さらに速くなった旬に対し、武器で防ぐのがやっとの道門。
頬に傷を受けた道門は、カサカの効果『麻痺』と『出血』により、体力が1秒に1%ずつ減ってゆく。
「その短剣、特殊な効果があるんだな」と道門。
直後、効果は取り消された。
道門の抵抗力が高かったためだ。
「やるな」と旬。
「僕も見せてやるよ」と言いつつ、道門は自らの体を霧へと変えていった。
つゆと消えた道門を把握できず、慌てる旬。
とっさに勘が働き、左からの攻撃を短剣で防いだ。
道門が使ったのは、スキル『隠密』。
姿・音・匂い、そのすべてを消すことができ、暗殺系ハンターの中でも一握りしか使えない。
「僕が隠密を使えるってことは誰も知らない。これを見て生きて帰れた奴はいないからだ」
次の瞬間、旬は左足の脛に深い傷を受けた。
足をやられては、今までのような超スピードは発揮できない。
「集中治療を受ければすぐに回復するだろう。だがその距離(観月との距離)では、軽い治療魔法しか使えないはず」
観月がヒールするために駆け寄ろうとするが、姿を見せた道門に「大人しくしてろ」と武器を向けられ、立ち止まってしまう。
馬淵も旬をバックアップしようとするが、自分じゃ助けにならないことを悟っていた。
なおも旬を見下し、つらつらと足の怪我について語る道門。
「いつまでしゃべるつもりだ?」と言いながら、旬は『状態の回復』を使用し、傷を癒した。
治療魔法が使えるとは、暗殺系じゃないのか? といぶかる道門。
あと何回使えるのか予測がつかず、危険な奴だと改めて判断していた。
いっぽうの旬は、心にあった感情が、また1つ死んでいったことを悟る。
「お前のようなクズには、怒りすら無駄な消費だ」
決着
隠密を発動中の道門だが、旬の攻撃が首を狙ってきて焦りが募った。
間一髪避けてバックステップし、距離をとってまた喋る。
「他の奴らとの違いが分かった」と、道門は口元を緩める。「あんた、殺ったことあんだろ?」
それを聞いて、馬淵は思う。
生死の分かれ道に幾度となく立たされ、短期間のうちに重い選択を何度も強いられてきたのだろう。
変わったのは外見だけじゃないんだな、と。
「ここはハンターだけに許された無法地帯、強ければ勝ち、弱ければ死ぬ。だから全力でいかせてもらう」
フッと消えた道門は、次の瞬間には旬に猛攻を繰り出していた。
その全てを、ほぼ棒立ち状態のまま短剣でことごとく回避する旬。
道門は焦っていた。
いくら隠密を発動させても、殺気だけは完全に消せないのか? と。
それでも、正確な位置までは把握できまい!
そう思って旬の正面から斬りかかる。
旬はスキル『殺気』を発動し、鋭い目を光らせた。
瞬間、道門の動きが鈍くなる。
まるで、膝まで水に浸かってしまったかのような幻想を抱いた。
道門の目の前には、巨大な光る目だけが見えているのだ。
奴の影防止か?
と思うと同時に、道門の胸に短剣が突き刺さる。
無表情のまま道門を見下ろす旬。
俺だけレベルアップな件【33話】の感想
元々のスピードは互角、でもスキル『疾走』を使うことで、旬のほうが素早くなります。
すると道門は、スキル『隠密』により、スピードを超越した攻撃を見せます。
だけど旬のほうが何枚も上手で、その他のスキルで隠密を撃破!
胸に刃を突き立てられた道門は、自分が負けたことが信じられない様子。
隠密にすら隠せなかった殺気は、感覚能力値をレベルアップしてきた旬だからこそ察知できたんでしょうね。
第34話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。