こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の超人気作品、『俺だけレベルアップな件』34話のネタバレ感想を紹介していきます。
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※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。
第33話のネタバレは、以下をどうぞ!

俺だけレベルアップな件【34話】のネタバレ
フリードリヒ・ニーチェの言葉
怪物を闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ
おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえ見返すのだ
道門の最後の言葉
胸に短剣を突き刺された道門は、旬に向かって言葉を絞り出す。
ハンターとは、何度も死を見届け、生存を勝ち取る生き物。
モンスターだけじゃなく、人間と対立することもある。
「僕たちは殺人マシーンなんだ、あんたもそうさ。だから、負けた僕が死ぬ。当然の結果だ」
目を赤く染め、血を吐きながら、道門は「あんた何者だ?」と聞いてきた。
暗殺系っぽいのに、治療魔法もデバフ魔法も使える旬が不思議に思えているのだ。
「さあ、俺も自分の正体が気になってる」と旬。
「言葉多きは品少し、秘密多きはタチ悪し」と道門。
『出血』と『麻痺』の効果が発動し、道門は血を吐いて苦しむ。
「B級の僕を倒したんだ、もうランクを隠しておけないぞ」
旬は道門を見下ろしたまま尋ねる。
「俺が戦うたびに強くなるハンターだとしたら、どこまで強くなれると思う?」
「あんたの影防止は、闇に繋がってる。闇の深さだけ、強くなれるだろう」
実際に、洞窟内での旬の影は、上半身部分が大きな闇へと繋がっていた。
緊急クエストをクリアしたことで、報酬として能力値ポイントを+5受け取った。
フードを被りながら、旬はこんなことを考えていた。
確かに以前よりはるかに強くなった。
だがどういうわけか、強くになればなるほど、俺の中にある何かが崩れ落ちてゆく気がする。
ダンジョン封鎖
旬の背中から、お礼を言ってくる観月と馬淵。
ハンターたちの亡骸がいくつもあるのを見て、観月は馬淵に「協会に報告したほうがいいんじゃないですか」と進言する。
すると旬は、先にダンジョンを封鎖すると言う。
一人でボスを倒そうとしているのだ。
旬の強さを知った馬淵は止めはしなかった。
旬が道門の胸から短剣を抜くと、ウィンドウが開いて、「ルーン石:隠密」を得ました、と表示された。
ルーン石を割ると、スキル『隠密』を吸収できるそうだ。
先に外に出ると言い残し、去ってゆく観月と馬淵。
残った旬は、「生きてるのは分かってる。立て」と囚人ハンターに声をかけた。
死んだふりして逃げようとしていたらしい囚人ハンターは、ゆっくり体を起こした。
道門に首を切られ、喋れないようだ。
どうやら道門は、悲鳴も上げさせない残酷な殺し方をしていたらしい。
「観月さんに治療してもらおう」と、囚人ハンターの襟を持って引きずる旬。
しかし、言葉とは逆に、連れていったのはボスの部屋だった。
無数のゴブリンたちに混じって、巨大なホブゴブリンの姿がある。
後ろで見ている旬は、冷たい表情でこう言った。
「危害を加えた被害者を覚えてるか? お前のような道門以下のクズを、連れて帰るとでも思ったのか?」
前にはホブゴブリン、後ろに旬。
囚人ハンターはゴブリンたちに襲われ、悲惨な最後を遂げた。
ダンジョンを出て
ホブゴブリンを倒し、ダンジョンを出た旬。
先に出ていた馬淵と観月がすでに、中での出来事をメガネの職員に説明してくれていた。
職員から協会に連絡がいき、上の人間がすぐにやってきた。
ダンジョンクリアから40分後のことだ。
やってきた犬飼は、ダンジョンが閉じるまで残り20分、8分以内に遺体の回収をするよう指示を出す。
犬飼は疑問に思っていた。
道門が罪のないハンターまで殺そうとしていたのなら、ダンジョンクリア前に遺体を出してもよかったはず、と。
隠蔽したい事実があったのでは?
旬と対面した犬飼は、別人になった旬に少し驚きながら「お久しぶりです」と声をかけた。
旬のほうも、以前に病室であった監視課の人物だと覚えていた。
道門の行いについて詫びる犬飼。
そんな犬飼を前に、旬は自分以上に強いことを察していた。
あの時は気づかなかったが、この人は次元が違う。
A級だ!
今の俺じゃ太刀打ちできない、と。
「B級ハンターである道門を殺したのは誰ですか?」
そう犬飼に聞かれ、旬はもう再覚醒のことを隠せないと思う。
諸菱の提案も白紙になりそうだ、と。
しかし馬淵が「私です」と名乗り出て、旬は少し驚いた。
「C級なのにB級をどうやって?」と犬飼。
「彼女と力を合わせて」と、観月との協力を示唆する馬淵。
その答えに納得する犬飼だが、心では疑っていた。
他のB級より遥かに強い道門に、片腕のないC級が勝てるのか、と。
なぜ馬淵は嘘を?
その後、調書のために監視課に同行することになった旬たち。
なぜ嘘を吐いたのか尋ねる旬に、馬淵は答える。
「実力を隠す理由があるんだろう? どうせ私も捜査対象だ、恩返しだと思ってくれ」
いったんは背を向けて歩き出した犬飼が、旬に声をかけてきた。
「E級のあなたがB級を倒したとは思ってません。それでもお伝えします。長生きしたいなら、気をつけてください」
「どういう意味です?」と尋ねる旬。
「右京隼人の攻撃隊が全滅した事件で、残ったのはD級とあなたのみ。リーダーの弟、右京将人が、あなたたちを狙っている可能性があります」
「S級ハンターの?」
「そうです。相手がS級では、法などでは制御できません。彼らは奇跡でもありますが、災害にも似た存在なので。できるなら、家族を連れて日本を離れたほうがいいでしょう」
現在の旬のステータス
★ステータス★
名前:水篠 旬
職業:なし
称号:狼虐殺者
レベル:27
疲労度:0
HP:5114
MP:548
筋力:72
体力:43
速度:82
知能:39
感覚:69
物理ダメージ減少:20% 作用中
分配可能ポイント:5
★スキル★
[パッシブ]
根性 Lv.1
[アクティブ]
疾走 Lv.1
殺気 Lv.1
[アイテム:門番の首輪]
入手難易度:A級
種類:首輪
着用中
速度+20、感覚+20
3時間後
道門に殺害を依頼した男が自首し、旬たちの正当防衛が成立した。
解放された旬に、観月が声をかけてきた。
ほのかに光る魔法石を手に持ちながら、「これ、覚えてます?」と。
俺だけレベルアップな件【34話】の感想
強くなっていくことと引き換えに、何か大切なものを失う感覚。
旬は心の中で、そんな虚しさを感じているようです。
手負いの囚人ハンターをボスと戦わせたのも、以前の旬ならしなかったでしょう。
S級ハンターに目をつけられてることを知った旬ですが、何か対策をとるのでしょうか?
最後には、観月が声をかけてきましたね。
二重ダンジョンで旬が手渡した魔法石を手に持っているので、食事に一緒に行く約束かな?
第35話のネタバレは、以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。