こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の超人気作品、『俺だけレベルアップな件』51話のネタバレ感想を紹介していきます。
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第50話のネタバレは、以下をどうぞ!
俺だけレベルアップな件【51話】のネタバレ
頼もしいイグリット
「やれ」という旬の声とともに、影の兵士たちが一斉にアイスベア目掛けて飛びかかった。
剣や槍を持って戦うナイトたちが、アイスベアたちの腕を切り落としたり、背中を突き刺したりして蹂躙してゆく。
アイスベアも負けじと、影の兵士を一振りで3体葬った。
しかし、影の兵士は、いったん消滅しても、またすぐに元通りに戻るのだった。
離れたところからは、炎を操る魔法兵が、攻撃を繰り出す。
兵士たちの戦いぶりを見て、旬は満足していた。
「期待以上だ。不滅とすら言える再生力、マナの消費はハンパないがな」
実際、旬のMPはみるみる減っていた。
[MP:1567/1860]
アイスベアたちの最後尾から、三回りくらい大きなアイスベアが現れた。
普通のアイスベアと違い、体には派手な切り傷、頭頂部から背中にかけてはグレーの毛を生やしていた。
アイスベアたちの、ボスだ。
さすがはボスだけあって、影の兵士たちが複数、一撃で消されてしまった。
旬は全てのマナを使い果たし、影の兵士を再生することができない。
再生はできないが、すでに登場していたイグリットは戦える。
「イグリット」とだけ言って、旬はイグリットをボスにぶつけた。
大きな剣を右手に持ったイグリットは、一瞬にしてボスとの距離を詰める。
ボスの第一撃を難なくかわすと、ボスの左肩に袈裟斬りを見舞った。
ボスの体から、派手に血が吹き出す。
次にイグリットは、ボスの右腕を突き刺し、刺したまま剣を移動させて切り裂いた。
さらに、ボスの背中にまわると、両方の脚を横一線に薙ぎ払う。
全身ボロボロのボスだが、まだ戦闘意欲は衰えず、怒りの表情でイグリットに襲いかかった。
イグリットは剣を振り上げ、ボスの首をスパッ!
ボスの首を持ったイグリットが、旬に歩み寄る。
旬は、自分がイグリットと戦ったときのことを思い出していた。
あのときイグリットに勝てたのは、イグリットが剣を使っていなかったから。
今戦ってようやく互角、あるいは今でもまだ俺が負けるかもしれない
旬のレベルは、現在52である。
旬の前にボスの首を置き、跪くイグリット。
「ご苦労」と旬はねぎらいの言葉をかけた。
旬は、イグリットが倒したボスの元に赴き、さっそく影の抽出を行った。
一発で成功。
さらに、一般のアイスベアも複数、影の抽出をして味方につけた。
白川VS右京
外の世界では、ゲートが開いてから3時間が過ぎていた。
つまり、ゲートの中では3日が過ぎている。
レッドゲートの中がいかに過酷か、白川は宍戸に話して聞かせた。
「強烈な熱気、毒虫の大群、肌をえぐる極寒地獄、弱い人から死にゆく世界です」
さらに白川は、食料の問題にも触れてから、こう言った。
「C級以下はもう、全滅していることでしょう」
その言葉を聞いた右京は、「水篠って奴も死んだろうな」とあくびしながら言った。
そして右京は、あることに気づいた。
「水篠って奴は、白虎ギルドじゃないんだよな? ならなぜお前らの隊と一緒に潜ったんだ?」
右京の剣幕を見た宍戸が、落ち着いた口調で答える。
「水篠ハンターは私の知り合いです。報酬のいいC級レイドに参加したいと言うので、参加を認めました」
宍戸が水篠を庇っているのを見て、白川はまた水篠ハンターへの興味を募らせた。
「なるほどな」と、右京は納得した。
かに見えたが、すぐに宍戸の首根っこを掴み、「なんていうとでも思ったのか?」と片手で軽々と持ち上げた。
「面白いものを見つける天才が、今回は何を見つけたんだ?」
呼吸もできず、苦しがる宍戸。
右京の手首を掴み、怒りの表情をぶつけたのは白川だった。
「今すぐ離せ」
「こんなちっこい国でイキってる奴が」と、右京。
宍戸は解放されたが、S級の2人は今にも戦いそうな雰囲気だ。
逃げ出す上原
ボロボロになった上原が、雪男と退治していた。
雪男は上原の3倍はありそうなほど大きく、やや赤みがかった筋肉の鎧を身にまとっている。
上原の背中のほうでは、別の雪男が2体、メンバーの肉体を引き裂いていた。
上原以外のメンバーでは1人だけまだ怪我もせず、上原の近くで慄く表情を浮かべていた。
中には、雪男に食われた者もいる。
地面に転がるメンバーは、「助けて、隊長」と懇願の声を絞り出す。
しかし上原には、そんな余裕はない。
自分のことで精一杯なのだ。
トップになるための特殊訓練を受けてきたこの俺が…
「食料さえあれば」と、全滅の責任を逃れるような発言をした。
そこへ、何者かの矢が飛んできた。
アイスエルフだ!
さっきまで上原の近くにいた男が、矢にやられて地面に倒れる。
「隊長」と声を絞り出すが、アイスエルフのナイフにやられて絶命した。
アイスエルフと目があった上原は、叫び声をあげて逃げ出した。
そこへ、アイスエルフのボスが姿を表した。
俺だけレベルアップな件【51話】の感想
アイスベアのボスすらものともしない、イグリット。
それはそのまま、旬の強さにもなっています。
いっぽうの上原は、雪男とアイスエルフの群れに捕まり、メンバーを全滅させてしまいました。
挙げ句の果てに、逃げ出す始末。
A級なのに、情けない奴!
自己中な発言も目立ちましたし、これが自然のなりゆきだったのかもしれませんね。
ゲートの外では、S級同士の戦いが勃発しようとしています。
宍戸は止めようとしてますが、果たして?
第52話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。