こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の超人気作品、『俺だけレベルアップな件』64話のネタバレ感想を紹介していきます。
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第63話のネタバレは、以下をどうぞ!

俺だけレベルアップな件【64話】のネタバレ
ダンジョンこそいるべき場所
国を支えているのは、政府ではなくハンターである。
そして、ハンターたちを仕切っているのがハンター協会。
という説明を入れた後藤会長は、続けてこう言った。
「協会の中でも、重要なポストを用意しています」
つまり、権力か
そう思いながら、旬は「そこまでしてどうして俺を?」と聞いた。
後藤会長は、5大ギルドについて語り始めた。
・ハンタース
・明星
・白虎
・死神
・騎士団
「今はかろうじて均衡を保っていますが、水篠ハンターがいずれかに加われば、バランスが崩れてしまう。平凡な国の機関ではハンターを管理しきれない、だから協会が必要なのです」
話を聞きながら、旬も納得していた。
モンスターだけが怪物じゃなく、ハンターもまた怪物なのだと。
「どうでしょうか?」
決断を促され、旬は考え込んだ。
後藤会長の後ろ盾があれば、出世街道まっしぐらだ
国会でも、政府でも、マスコミでも、後藤会長の力が及ばないなんてことはないだろう
そしてなんといっても、後藤会長自身から放たれるオーラが凄まじかった。
死ぬ気でレベルを上げてきた俺と同じ水準にある
いっぽうの後藤会長も、旬の決断には並々ならぬ思いを抱いていた。
ハンター協会は、5大ギルドとは性質の違う6つ目の勢力
先の短い私に代わる、後継者が必要だ
しかし、旬の答えはこうだった。
「すみません」
やはり金か、と後藤会長は項垂れた。
でも旬の希望は、金ではなかった。
「俺は戦いたいんです」
協会が担当するダンジョンは、ギルドが相手にもしないD〜E級ばかり
レベルアップが叶わなくなる
そう思いながら、言葉を続ける。
「俺の居場所は、ダンジョンの中だと思うんです」
旬のまっすぐな目を見た後藤会長は、嘘などないと判断した。
胸に手を当て、興奮のあまり心臓が激しく波打つのを感じた。
私があと10歳でも若ければ…と悔やみながら。
挨拶して立ち上がった旬は、去り際に犬飼に一言告げた。
「あなたの目に狂いはありません。二重ダンジョンのモンスターは、俺が倒したんじゃありませんので」
気持ちだけでも若返る
旬が去ったあと、後藤会長は犬飼と話し始めた。
「ヒーラーが出現したとき、老いをも回復させてくれると期待した。しかし、上級治癒魔法でもそれは叶わず、落胆した」
暗い廊下で、窓の外を見ながら、後藤会長は切々と語る。
「5大ギルドはいまや、国の軍事力に匹敵するほどの力を持っている。協会なくして統制するのは不可能だ」
「その頂点にいるのが会長です」と犬飼。
「協会が機能していると分からせるために、私がいなければと思っていたが、どうやら思い込みに過ぎなかったらしい」
ハンターはダンジョンの中にいるべき、という旬の言葉が脳裏をよぎった。
後藤会長は、このあと予定されている長官たちとの約束をすべてキャンセルにするよう、犬飼に告げた。
少しでも若返った気持ちを、年寄り相手に台無しにしたくないからと。
そして犬飼に、「一杯いかないか」と持ちかけた。
胸の高鳴りを感じさせてくれた旬に、ちょっとした感謝の気持ちを抱きながら。
右京将人は復讐を誓う
右京は夢を見ていた。
ジュンイチローという男に、完膚なきまでに叩きのめされたときの夢を。
目覚めると、大怪我して病院のベッドで横たわっている自分がいる。
両腕と右足にギプスをし、上半身には包帯が巻かれ、首はコルセットで固定してあった。
そこへ、副局長がやってきた。
「敗者に何か用ですか?」と右京。
副局長は、「ジュンイチローという男は、本当にモンスターなのか?」と聞いた。
副局長は右京にタブレットを差し出し、映像を見せる。
右京と戦って崩壊するビルの中、ジュンイチローが倒れる壁を支えて一般人を助けている映像だ。
「人を助けるモンスターなど、聞いたこともない」と副局長。
「ゲートから出てきた人なら、聞いたことあるんすか?」と右京は言う。
そして、「間違いなくモンスターですよ」とも。
「わかった」と言って、副局長は去ろうとした。
男の行方を尋ねる右京に、あのあと消えてしまった、と副局長は告げる。
副局長が去ると、右京は復讐心を募らせた。
ジュンイチローという男は、右京を倒した直後、こんなセリフで脅しをかけてきた。
息子のためではなく、お前のために言っておく
日本には足を踏み入れるな
脅されたことを屈辱に思う右京は、歯を食いしばって悔しがった。
奴を倒すには武器が必要だ
回復したら、必ず殺してやる!
俺だけレベルアップな件【64話】の感想
E級だったころの旬は、母の治療費を稼ぐため、妹に楽をさせるため、なるべくお金になる仕事を選んでいたはずです。
強くなった今では、お金よりも強さを追い求めるようになったようですね。
純粋に、誰よりも強くありたいという欲求でしょうか?
それとも、とんでもないモンスターが現れても、自分だけで対応するため?
後藤会長も触発され、気持ちが若返ったようです。
ジュンイチローと戦ったあとの右京も描かれてました。
懲りるどころか、復讐心を募らせているようです。
水篠一家に対し、異様な執着心を持ってしまいそうで、ちょっと厄介ですね。
第65話のネタバレは、以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。