こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の超人気作品、『俺だけレベルアップな件』69話のネタバレ感想を紹介していきます。
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第68話のネタバレは、以下をどうぞ!

俺だけレベルアップな件【69話】のネタバレ
ダンジョンジャッカル
上を見上げると、大きな空洞がぽっかり口を開けていた。
そこから降ってきたのは、ダンジョンジャッカルの群れ!
その名の通り、犬型のモンスターである。
メンバーはすぐに対応し、それぞれの武器を用いてダンジョンジャッカルたちをさばいていく。
剣をもつハンターが見事な剣技を披露すれば、魔法使いの女性ハンターは貫通系の魔法を無数に放つ。
あらかた片付くと、リーダーの外園が口を開いた。
「なんでこいつらがA級ダンジョンに出てくるんだ?」
旬は、となりにいたヒーラーの女性に尋ねた。
「A級には出ないモンスターなんですか?」
「C級モンスターなので、A級では生きていけないはずなんです。そもそも食べ物がないはず。ここには、餌にできるモンスターなんていないので」
旬が屈んでダンジョンジャッカルの死骸を見ると、その首には首輪の跡が見られた。
「飼われてたようですね」
「何者かが猟犬にしてたってことか」と外園。
知能を持つモンスターがいる証拠だと知り、旬は厄介だと感じた。
ダンジョンに潜るときの嫌な予感が的中してしまったのだ。
そのとき、ドスンッ、ドスンッ、と何者かの足音が近づいてきた。
外園が急に青ざめる。
現れたのは、ハイオークだった。
人型、というより鬼のような様相をしたモンスターだ。
赤茶けた肌に、下顎から伸びる2本の鋭い牙、身体中に無数の切り傷が見られる。
下半身には、すたれたスカート型の布を履いていた。
両手には、大きめの斧や槍など、原始的な武器を持っている。
そんなハイオークが複数、メンバーの前に立ちはだかったのだ。
ハイオークの1体が、外園目掛けて槍を投げてきた。
外園は盾を構え、どうにか天井に弾き飛ばした。
しかし、たった一撃で、盾には派手な亀裂が入ってしまった。
凄まじい威力に畏怖している外園に、接近してきたハイオークが襲いかかる。
斧を振りかぶって、思い切り振り下ろしてきた。
外園は盾で防ぐ。
その間にも、他のハイオークがメンバーに襲いかかっていた。
戦士ハンターは挑発スキルを使用したが、ハイオークには通じなかった。
「魔法使いを狙ってるぞ」と戦士ハンターが叫ぶと同時に、ハイオークの1体がジャンプして後方の魔法使いに飛びかかった。
召喚魔法ハンター(男)は、手に持ったランプから炎を繰り出し、ハイオークに浴びせた。
炎はまるで誘導弾のように、ハイオークの体目掛けて軌道を作る。
しかし!
ハイオークはいったんはよろけたものの、すべての炎に耐えて逆に攻撃を仕掛けてきた。
あっという間に接近してくるハイオーク。
その動きを封じたのは、女性の念動力ハンターだった。
両手から放つ念動力で、ハイオークの動きを封じたのだ。
「5秒しか持たない」と念動力ハンターに言われ、「十分だ」と召喚魔法ハンターは答える。
召喚魔法ハンターが召喚魔法を唱えると、1体の騎士が姿を表した。
召喚魔法ハンターが召喚できる2体のうちの、1体だ。
召喚された騎士はA級ハンター並みの強さを持つだけあって、ハイオークとも互角に渡り合った。
しかし、召喚魔法ハンターは危惧していた。
召喚魔法を使えば、他の魔法が使えなくなる
しかもダメージを与えられると魔力が減るから、使いたくなかった切り札だ
「くそっ、もう1体を召喚すれば、マナがなくなる」
そう言った直後、召喚された騎士は、ハイオークの斧で右肩から脇腹にかけて切り裂かれてしまった。
他のメンバーも、それぞれ苦戦していた。
片手で頭部を掴まれ、軽々と持ち上げられてしまったメンバーもいる。
今にも斧でやられそうだ。
「敵のほうが数が多い。包囲されるな。3人ずつ班になって、散らばるんだ」
叫んだ外園は、目の前にいるハイオークの相手をするのに手一杯だった。
「ゲートの魔力を測ったときは、これほどのレベルじゃなかったのに」
B級の戦士ハンターも、心の中で不利な状況を語る。
1体ごとにA級ハンターと同じ力を持っているハイオークが、群れをなして襲ってくるなんて!
ハイオークは22体、つまり17対22…
B級メンバーもいる我々に勝てるはずがない…
個々で戦えばうちのA級ハンターが勝つだろうが、B級ハンターがやられれば不利になる…
次の瞬間、B級ハンターの左腕が、ハイオークの斧によって切断された。
とどめを刺される前に立ちはだかったのが、メガネの女性ハンター(魔法使い)だった。
小柄な体で現代風の杖を持ち、大きなな蛇型モンスターを召喚してハイオークを襲わせた。
その隙を見て、ヒーラーの女性が、腕を切断されたB級ハンターの治療にかかる。
あっという間に、腕は元通りに治っていった。
蛇型モンスターに身体中を絡まれたハイオークだったが、もうその蛇を引きちぎっていた。
恐怖の表情で見上げるヒーラーの真上から、ハイオークが斧を振り下ろす。
観念したヒーラーだったが、何も危害は加えられなかった。
旬が間に入り、ハイオークを退治したからだ。
宙に浮き上がって悶え苦しむハイオークは、胴体から上下に引き裂かれてその場に崩れ落ちた。
何が起こったかわからず、ヒーラーはただ目を見開くばかりだった。
俺だけレベルアップな件【69話】の感想
まず最初に襲ってきたのは、ダンジョンジャッカルの群れ。
こちらはC級モンスターなので、攻撃隊がなんなく処理します。
しかしそれは、悪夢の序章に過ぎませんでした。
ダンジョンジャッカルは、ハイオークに飼われたペットだったのです。
ハイオークは強く、A級のメンバーでもやっと互角!
苦戦するメンバーの中、ついにベールを脱いだのが旬でした。
その目には、圧倒的な強さを感じさせる、青い光が宿っています。
22体のハイオークをどうやって片付けるか、次回以降の見どころになりそうですね。
第70話のネタバレは、以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。