こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の超人気作品、『俺だけレベルアップな件』75話のネタバレ感想を紹介していきます。
第74話のネタバレは、以下をどうぞ!
俺だけレベルアップな件【75話】のネタバレ
犬飼到着
ボスの部屋に到着した犬飼たち監視課の目に、信じられない光景が映っていた。
ハイオークたちが、影の兵士たちに圧倒されている場面だ。
「あの人が召喚したようです」と向坂。
「あの人とは?」と、犬飼は尋ねる。
巨人の倒し方
巨大化したカルガルガンに、短剣で斬りつける旬。
素早さを生かし、カルガルガンの腕から背中、頭から膝へと、縦横無尽に飛び回っていた。
しかし、巨大化した相手に短剣では、致命傷を与えることはできない。
深く刺さらないからだ。
ということで、旬は短剣を手放し、拳での攻撃に切り替えた。
殴ることで、内部までダメージを行き渡らせようとの魂胆だ。
左の頬を殴られたカルガルガンは、巨大な体をよろめかせ、壁に衝突してから地面に倒れた。
あたり一体に、ほこりが舞い上がる。
やや離れた位置で見ていた犬飼が、「水篠ハンター」とつぶやいた。
犬飼のセリフを耳にした向坂は思う。
監視課の課長まで、名前を知ってるなんて…
「どうやら心配無用だったようですね」と犬飼は言う。
「水篠ハンター1人でA級ダンジョンをクリアできそうだ」とも。
向坂にも、それは否定しようがなかった。
旬の背中を見ながら、こう思っていた。
どう見てもトップレベルの戦闘系ハンターなのに、召喚魔法まで使えるなんて…
「あの人のこと、ご存知なんですか?」と、向坂が聞く。
「ほんの少しなら」と犬飼は言った。
カルガルガンを影の兵士に
這いつくばるカルガルガンは、すでに巨大化が解けていた。
「護衛を失えば、魔法使いはおしまいだ」と旬。
敗者を見下ろす旬の背後には、さっきまでカルガルガンの側近だったハイオークが3体並んでいる。
カルガルガンは、まだ負けを認めなかった。
「この体が、滅びるはずなどない」
影の兵士となった3体のハイオークが、カルガルガンにとどめを刺す。
断末魔の声をあげ、カルガルガンはついに倒れた。
ダンジョンの主を倒したことで、旬のレベルがさらに上がる。
ふと見ると、影の兵士たちが、まもなくハイオークたちを狩り終えるところだった。
カルガルガンが落とした戦利品に手を出そうとした旬だが、ここはハンタースのダンジョンであることを思い出し、アイテムゲットは控えた。
「影の抽出なら問題ないよな?」と言いながら、カルガルガンの前に屈み込む旬。
「起きろ」の声で、カルガルガンの影が抽出され、旬の前に跪いた。
その様子を見ていた向坂、犬飼、その他のハンターたちは、口を開けて驚くばかりだ。
カルガルガンの等級は、『精鋭ナイト級』だった。
歩兵:一般級
魔法兵:精鋭級
イグリット:ナイト級
どうやらイグリットよりも上の階級らしい。
名前を何にしようか少し悩んだが、カルガルガンという面倒な名前は思い出せず、「キバ」と名付けた。
現在、保管できる影は127体。
ハイオークを影の兵士にできたとあって、一般級の兵士を何体か無の世界に送ることにした。
機密事項
犬飼が旬に、声をかけた。
影の抽出や整理に夢中だった旬は、犬飼や向坂が来ていたことに気づきもしていなかった。
旬にいろいろと質問しようとするハンターたち。
しかし、犬飼たち監視課が旬を守るように立ちはだかった。
「水篠ハンターの身元は、監視課で管理しています。最高レベルの機密事項のため、ゲートを出ても口外しないようお願いいたします」
旬を連れて、そそくさとゲートを出ようとする監視課たち。
すると、ヒーラーの手よって少し回復した外園が前に出てきた。
「事情などはお聞きしません。水篠ハンターのおかげで全員が命拾いしました。感謝申し上げます」
外園の言葉と同時に、17人のハンターは旬に対して頭を下げる。
ヒーラーの女性から預かった遺書を返した旬は、監視課とともに去ってゆく。
向坂は声をかけようとしたが、思いとどまってやめた。
メガネのハンターが、向坂に聞く。
「なぜツルハシを?」
頬を赤く染めた向坂は、「変に思われたでしょうか?」と聞くのだった。
俺だけレベルアップな件【75話】の感想
カルガルガンを撃破し、影の抽出にも成功。
旬自信のレベルもアップしてますし、際限なく強さを増しています。
でも今回は、向坂ハンターのセリフや仕草が印象的でした。
ハンターとしても、男としても、旬のことが気になっちゃってる様子です。
ツルハシを持った姿が旬の目にどう映ったかを気にするあたり、もうS級ハンターじゃなくてただの恋する乙女です(笑)
今のところ、作中に登場している唯一の女性S級ハンターなので、けっこうお似合いだとは思いますけどね(笑)
第76話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。