こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の超人気作品、『俺だけレベルアップな件』77話のネタバレ感想を紹介していきます。
第76話のネタバレは、以下をどうぞ！
俺だけレベルアップな件【77話】のネタバレ
友谷の誤算
ハンター協会にやってきた旬は、報道陣の多さにちょっと辟易していた。
(新しいS級ハンターが出たことを)嗅ぎつけられたのか？
入口が人で溢れていたため、旬はやや強引に報道陣を押し除け、建物に入ろうとした。
そこへ、旬を見下ろすほど背の高い男が立ちはだかる。
友谷稔の付き人らしく、友谷もすぐそこにいた。
「中に入りたいんですけど」と言う旬。
男は、「今度にしろ」と威圧的な態度を取ってくる。
友谷も迷惑そうに、なんだこのKY、と思っていた。
そこへ、建物の中から後藤会長がやってきた。
「勝手に通せんぼされては困りますね。その方は私の客人です」
さらに後藤会長は、その場にいた友谷には伝える。
「記者会見を許したのが誰なのか、分かってますよね？」
友谷は手をこすりつつ、「もちろんです」と答えた。
中に通された旬は、後藤会長とともに歩き出した。
その後ろ姿を見送る友谷は、「よくも俺の晴れ舞台を…」と恨めしそうに旬を睨みつけていた。
報道陣も、友谷よりも旬への興味が湧いたようで、ガヤガヤと噂する。
友谷は気を取り直し、笑顔を取り繕って報道陣に向き直った。
「ちょっと協会の人に、予定を確認してきますね」
協会に入ろうとした友谷だが、犬飼を含めた監視課たちが立ちはだかった。
「現在、等級の再測定を受けている方がいます。そのため、11時までは入れません」
驚く友谷が時間を確認すると、現在10時半、つまり30分は待たなきゃならない。
さっきの男のせいだと思いながら、友谷は犬飼にこそっと伝えた。
「俺のこと、知らないの？ 友谷稔だぞ」
さらに友谷は、脅しの意味を込めてこう言った。
「ハンター協会を支える最大のスポンサーが諸菱建設だって、知ってるよな？ そこの副社長は俺の父、友谷実正だ。あんた、どうなっても知らないぞ」
しかし犬飼の反応は、まるで無頓着だった。
ざわつく報道陣の前で締め出しを食ってる友谷は、血相を変えて叫んだ。
「あの男がなんだってんだ？」
犬飼はサングラスを外し、睨みつけるような目を見せる。
「それ以上無理を言うと、友谷さんこそどうなられても知りませんよ」
同じA級でも犬飼のほうが格上らしく、友谷は慄くような表情を見せた。
白川ですら度肝を抜かれる
再審査に向かって、後藤会長と一緒に歩く旬。
入り口前では、白川と最上が頭を下げていた。
後藤会長いわく、2人は1時間前から旬を待っていたという。
再検査の担当者が現れ、ハンターとしての系統を確認することになった。
「どのような力を使いますか？」
担当者に聞かれた旬は、影の兵士を1体だけ出して見せた。
一般のナイト兵だ。
すると後藤会長が、「それだけではないでしょう？」と言ってくる。
旬はちょっとだけ躊躇いながらも、目撃者もいるからごまかせないと判断した。
地面から、イグリット、アイアン、キバ、タンク、その他の兵士も数体ほど召喚する。
「あと100匹は出せます」
その光景を見ていた白川は、あの時と全然違う、俺でも圧倒される、と思っていた。
報道陣の注目を浴びる
再審査を終えた旬が、S級ハンターの資格証を得て扉の向こうから戻って来た。
さっそく白川が、「ちょっとお時間いただけませんか？」と声をかけてくる。
「予定がありまして…」と言い残し、そそくさと出口を開けて帰ろうとする旬。
そちらからは出ないほうが…と、白川と最上が似たようなことを言った瞬間。
扉が開き、カメラシャッターの雨あられを受けてしまった。
俺だけレベルアップな件【77話】の感想
ぞんざいな扱いを受けてご立腹の友谷でしたが、犬飼の睨みにはタジタジになってました。
諸菱建設の副社長がお父さんってことで、かなりのお坊ちゃんであることも判明しましたね。
いっぽうの旬は、諸菱建設社長の御曹司と深い繋がりがあります。
これらの人間関係が、あとあとの伏線となるかは不明ですが、なったとしても、友谷は旬に圧倒されちゃうんでしょうね(笑)
晴れてS級デビューを果たした旬は、さっそく注目の的になります。
報道を通じて、一躍有名人になりそうですね。
第78話のネタバレは、以下をどうぞ！
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。
