遠藤達哉が手がける大人気スパイコメディ「SPY×FAMILY」!
今回は、30話のネタバレ感想を紹介します。
29話のネタバレを読みたい方は、以下をどうぞ!

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29話は、職場(総合病院)における黄昏の姿が描かれてました。
30話では、29話でもちょっとだけ登場した、病院事務の女性が黄昏の家にやってきます。
SPY×FAMILYの30話ネタバレ
フィオナ・フロスト
WISEの隠れ家Gで、管理官から指示を受けるフィオナ・フロスト。
黄昏が勤務するバーリント総合病院で、事務の仕事をしている女性だ。
しかしそれは表向きであって、実は凄腕のスパイなのである。
新しい任務は、共同作戦で黄昏をサポートすること。
オペレーション<梟>の妨げにならないよう、配慮は必要だ。
フィオナは管理官に、黄昏の妻役を決める際に、別任務に当たっていたことを管理官に詫びた。
自分が妻役になれば、もっとサポートできたのに、と。
今からでもと妻役の交換を申し出るが、イーデン校に怪しまれるからと、管理官に却下される。
するとフィオナは、夫人がリタイアした場合は? と尋ねた。
隠れ家Gを出る際、何人かの男性とすれ違ったが、みんなフィオナに恐怖の目をむけていた。
無表情のまま任務を遂行するフィオナは、気味悪がられる存在だったのだ。
暗号名は<夜帷>。
ある野望を抱えて生きていた。
ヨルと対峙するフィオナ
娘(アーニャ)の忘れ物を届けに、フォージャー家を訪れたフィオナ。
ヨルが出て、中に入って休むよう言われる。
主人と娘は犬の乱歩中らしい。
ソファーでコーヒーを飲むフィオナ。
ヨルはフィオナを、キレイな方と思って見惚れていた。
フィオナのほうは、自分が不倫相手と思われているのだろうと考えていた。
そして、もし<梟>の邪魔になる存在なら、ヨルを排除しようと。
でも、ヨルは何気に隙がない。
ヨルはただ、来客に緊張していただけなのだが。
排除するより、自分から出ていくよう仕向けたほうがよい、と思ったフィオナ。
そこで、子育ての大変さを訴えてみた。
でもヨルは、元気なアーニャと一緒にいると楽しいという。
フィオナは、職場ではロイドが嫁の愚痴を言っていると伝えようとするが、ちょうどそのタイミングで黄昏とアーニャが帰ってきた。
自宅にフィオナがいるのを見て、ちょっと驚く黄昏。
黄昏とフィオナは、話す言葉と口の動きを分けて喋る方法で、互いの意思疎通を図った。
表向きはたわいない会話の裏で、スパイとしての会話を始めたのだ。
心を読んだアーニャは、フィオナもスパイだと気づく。
フィオナは、犬の散歩が必要かと聞いてきたり、この家族はおままごとだと伝えたりして、計画の見直しを提案する。
しかし黄昏は意に返さない。
アーニャには、フィオナが何を考えているのか分かっていた。
フィオナは表向き無表情なのだが、心では黄昏を「すき」と思っているのだ!
自分のほうが奥さん役に相応しく、任務でも家庭でも、あらゆる面で超絶サポートしてやれるのに、と思っているフィオナ。
妄想では、ヨルを捨てた黄昏が、自分を選んでくれるシーンを思い描いていた。
フィオナの野望は、黄昏のお嫁さんになることだったのだ。
フィオナの心理
フィオナの登場で、自分は妻に相応しくないと考え出したヨル。
とりあえずヨルは、黄昏にコーヒーを、アーニャにココアを差し出した。
ヨルは黄昏の前にミルクを置いたが、フィオナは知っていた、黄昏がブラック派だと。
でも黄昏は、ミルクをコーヒーに注いだ。
家庭を持って嗜好が変わったのか? と考えたフィオナだが、すぐに考え直した。
仮初の家庭で、「ロイド・フォージャー」を完璧に演じているだけだと。
黄昏は、ただ胃にやさしくするために入れてただけなのだが。
フィオナの思考を読んで、愉快な人だと思っていたアーニャ。
うっかりココアをこぼしてしまい、すぐにヨルがそれを拭いた。
それを見ていたフィオナは、自分なら娘をどう育て上げるかを考えていた。
分単位でスケジュール調整し、知識と体術を徹底的に教え込む。
ムチで打ち付けてでも、だ。
1ヶ月もあれば星製造マシンが出来上がるだろう。
すると、心を読んだアーニャは、だんこきょひ! とドン引きするのだった。
改めて、黄昏に妻役の交代を暗に伝えるフィオナ。
でも交代されたくないアーニャは、ヨルの膝にすり寄って甘えるのだった。
自分にも甘やかすくらいできると思ったフィオナが、アーニャにココアをプレゼントすると言うと、表情をいからせたアーニャは威嚇するような声を上げた。
ボンドに抱きついたアーニャは、ちちとははとボンドがいて、とっても幸せ〜、みたいな発言をする。
フィオナに妻役交代されちゃ困るからだ。
ヨルもまた、黄昏に対し、妻役を交代されないよう、2人のために努力すると宣言した。
すると黄昏は、「ヨルは十分に努力してるよ」と言ってくれた。
だからアーニャも懐いてるんだ、とも。
黄昏の微笑みを見ていたフィオナは、それが作り物じゃないことが分かっていた。
少しいずらくなったフィオナは、買い物を言い訳に帰ることにした。
雨の中、傘もささずに。
傘を届けに出た黄昏は、フィオナから次の任務について聞かされる。
振り返ったフィオナは、泣いているようだったが、雨なので分からない。
結局傘も受け取らなかったフィオナは、今の黄昏がふぬけていることや、次の任務で自分の足を引っ張らないことを告げ、去って行った。
自分の有能さを示し、黄昏の妻に相応しいのは自分しかいないことを証明してみせる、と心で誓いながら。
SPY×FAMILYの30話感想
またとびっきり尖ったキャラが登場しましたね。
いつも無表情ながら、心の中では黄昏への熱い思いを抱いている、とても美しい女性フィオナ・フロイト。
いつも無表情なのは、かつて黄昏から訓練を受けたときの指導が元になっているようです。
スパイたるもの、どんなときも感情を表に出さず、心を殺して隙を見せないこと。
そのときにフィオナは、一生無表情を崩さないと誓ったのです。
その意見には、黄昏もやんわり反対するのですが。
次回以降、フィオナの登場は増えてきそうですね。
ユーリと出会ったときに、どんな関係になるのかも見ものです。
31話のネタバレを読みたい方は、以下をどうぞ!

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