こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『GANMA!』のオリジナル作品『山田くんとLv999の恋をする』63話のネタバレ感想を紹介します。
『山田くんとLv999の恋をする』を読みたい方は、『GANMA!』で読むことができますよ〜！
第62話のネタバレは、以下をどうぞ！
山田くんとLv999の恋をする【63話】『日々学んでいます』ネタバレ
ナイスキャッチ
階段の途中で、パスケースを山田に差し出してきたメガネの男性。
山田が、俺のじゃないっす、と言って茜から目を背けた瞬間…
茜の体は、ふわっと前に転げ落ちそうになっていた。
気づいた山田が、咄嗟に踏み出す。
左手で茜の左上腕を掴み、次の瞬間には右手を伸ばして手すりを掴んだ。
パスケースを差し出してきた男性が、思わず顔を手で覆う。
茜の荷物が落ちて、中身が散らばる音が響く。
男性が恐る恐る見やると、どうにか茜を受け止めた山田の姿が。
「ナイスキャッチ」と思わず口にする男性。
屈み込んだまま、山田の胸に抱かれる茜は、顔面蒼白になっていた。
山田も冷や汗を流しながら、安堵のため息を漏らしていた。
事情を説明
マンションに戻り、事情を説明する茜。
年明けに新しい人が隣に引っ越してきて、最近はとくにひどくて、と。
アイス枕を手にした茜は、服を脱いだ山田の背中を前に、思わず口にする。
「やだ…痛そう…」
山田の左肩には、手すりの形がくっきり残ってた。
「大丈夫？ 折れてないよね？」
「大丈夫です。すげぇ痛いけど」
「それ、大丈夫じゃないよ」
茜はしょんぼりしながら、自分のせいで山田が怪我したことを悔いていた。
でも山田のほうは、案外ジョークを言う余裕があった。
「茜さんの靴、機能性に欠けてるってずっと思ってました」
茜はいつも、ハイヒールばかり履いてて、そのことをさらりと口にしたのだ。
「もうちょっと安全性の高い靴をおすすめします」
迷彩柄の作業靴をイメージする山田。
茜のイメージにも、その靴の柄が浮かんだ。
とても女の子が履くような靴じゃないんだけど、茜はぽつりつぶやく。
「おっしゃるとおり…」
「冗談です」
背中を向けたままつぶやく山田に、「怒ってる？」と茜。
「怒ってないっす」
でも山田はずっと背中を向けたままだから、茜はちょっと不安な様子。
「怒って当然だけどね？ 大迷惑かけちゃったし」
「迷惑とかより、たまたま一緒にいたからいいけど、そうじゃなかったら危なかったですよ」
そしてちょっと、もっと早く言ってくれなかったこと(言わなかったこと)について、2人で言い合う。
「とりあえず、我慢できそうなうちは、一人でなんとかしようと」
「なんとかできてたんですか？」
背中を向けたままそう言う山田。
アイス枕を山田の背中にあてがっていた茜は、その手をそっと山田の背中から離した。
山田が振り返ると、茜はスカートの上にアイス枕を落とし、両手で顔を覆って泣いていた。
上半身に服を着ていない山田は、「ごめん」とつぶやきながら、茜を抱きしめた。
そしてもう一度、「ごめんなさい」とぽつり。
「ううん、山田は悪くない」と茜。
「俺が気づくべきだったんですね」
「無理だよ。言ってなかったし」
「学習したので、次は大丈夫です」
「学習って」
「日々学んでいます」
泣きながらもくすくす笑う、茜。
茜を抱きしめながら、山田は壁を、壁の向こう側にいる隣人を睨むのだった。
ネット配信者
隣人のもとに、一本の電話がかかってきた。
不動産屋からの電話で、騒音の件についてのクレームだ。
適当にあしらって、さっさと電話を切る隣人。
通話を終えると、すぐさま文句を垂れる。
「ったく、こっちは配信で忙しいんだよ。邪魔すんなよな」
壁に貼った紙には、こう書いてあった。
「春休みは毎日配信！ フォロワー10万人！」
山田くんとLv999の恋をする【63話】『日々学んでいます』感想
山田のナイスキャッチによって、茜はことなきを得ました。
ゲームや勉強は得意でも、山田の運動神経に関しては、これまでそんなに描かれてなかった気がします。
でも今回で、かなり俊敏なことが証明されましたね(笑)
咄嗟のハプニングに体が反応し、見事に茜を救ってみせたのですから、やっぱ山田すごいっす！
そのあと、家に帰ってからの会話は、お互いに反省する内容でした。
壁を睨みつける山田の眼光がまた、鋭い！
だけど悪いのはやっぱり、騒音問題の元凶となってる、隣人ですよね。
毎日うるさくしてたのは、ネット配信してフォロワーを増やすためだったようです。
不動産屋さんからの忠告もまるで眼中にないようですし、かなりの自己中タイプみたい。
山田ファンからも嫌われまくりの隣人だけに、きっと天誅が降ることでしょう(笑)
第64話のネタバレは、以下をどうぞ！
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