こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『GANMA!』のオリジナル作品『山田くんとLv999の恋をする』70話のネタバレ感想を紹介します。
『山田くんとLv999の恋をする』を読みたい方は、『GANMA!』で読むことができますよ〜!
第69話のネタバレは、以下をどうぞ!
山田くんとLv999の恋をする【70話】『』ネタバレ
ごぼうくんの実力
ゲーム内で、馬面のガンマン(ごぼう)が、暁のパンドラ(茜の隣人)を、3発で仕留めた。
パンドラが、ごぼうにお礼を述べる。
「エイム練習ありがとう、ごぼうくん。けっこううまいね…」
「あざすー」とごぼう。
パンドラとごぼうはかなりの仲になっていて、パソコンで通話しながらゲームしているのだ。
パンドラは、一般リスナーのごぼうに負けて、ショックを受けていた。
でも実際、ごぼうはプロゲーマーである。
「俺、下手になったのかな?」と落ち込むパンドラに、「勝負はときの運です」とごぼうは慰める。
さりげなく追い討ちをかけるように、ごぼうはこう伝えた。
「運以外だと、パンドラたんは追い込まれた時、動きが単調になって読みやすいです。あと雑な動きでゴリ押しはやめたほうがいいっすね」
「俗に言うスランプか。上級者ゆえの伸び悩み…」
「ゲームから離れてみてはどうです? 気分転換に引っ越しとかもいいですよ」
お茶を飲みながら露骨に誘導してみたが、パンドラは配信は休む気がないようだった。
「元凶は、あの3人組なんだ。やつらのせいでリスナーも離れて…」
パンドラは、能面、パンダ、カラス面の3人を思い浮かべた。
さらに、リスナーからの辛辣なコメントも思い出した。
「奴らの1人とコンタクトとってみたんだよ。田中ってやつをフレンド追加して、メッセージ送ってみたんだ」
おいこら田中
迷惑行為やめねえと、痛い目あわすぜ!
パンドラさまより
「返信ありました?」
「怪文書が返ってきた」
罪深き饒舌の罪人へ
悪魔の二枚舌に嘆願の余地なし
赤き地の裁きに朽ち果てるか、彼の地へ去るか、選択のときなり
アルガに沈む闇夜の六芒星より
「田中ってのはイカレ野郎だと確信したよ」
パンドラの言い分を聞いて、ごぼうは思い出した。
谷さんが、アクアに文面を書かせて送らせると言っていたことを。
カリカリしながら、パンドラは続けた。
「いつも俺の前に現れるのも、配信を見てやって来てるからだ。チートも使ってるかも」
パンドラがそんなことを言ってきたらどう返すか、ごぼうは谷さんから事前に聞いていた。
ごぼうはその通り、パンドラに伝える。
「配信してないときも、そのメンツは現れるんですよね? 放送してないとき、彼らはどうやってパンドラたんのログインを把握してるんでしょう?」
ちょっと気になったのか、パンドラは一瞬考えてから、「偶然じゃね」と冷や汗流して答えた。
ごぼうは、いったんはパンドラの考えを肯定してから、意見を述べる。
「パンドラたんは人気上昇中の配信者だから、ストーカーの可能性もあるかなって」
さらに、ごぼうはたたみかける。
「以前、知り合いの配信者が言ってたんですよ。ファンからのプレゼントの中に、盗聴器があったって。人気者って、そういったリスクがあるから怖いですよね」
ビビるパンドラ
シャワーを浴びながら、個人情報をもらしてないかと心配するパンドラ。
ごぼうから言われた『ストーカー』という言葉が気になってるらしい。
鏡の中に、ふと能面が見えたりして。
それは幻覚だったけど、脳内にビビりのスイッチが入っちゃってるのは確かだ。
お風呂を出た矢先に電話がなると、その音にまたビビったりして。
電話は不動産屋の村田からで、騒音の件についてのクレームだった。
別の住人からの苦情もあって、このままでは退去していただくことになる、とのこと。
ビッグになったら引っ越してやる、と思いながら、パソコンの準備に取り掛かった。
とにかく今は、リスナーを増やすしか…
そう思いながらも、ごぼうの言葉が気になっていた。
盗聴器が心配になっているのだ。
ためしに一息ついて、大声でこう叫んでみた。
「さーて、ゲームやるかなーっ」
一瞬ののち、ディズプレイの右下に、「田中」のプレイスタートが表示された。
パンドラが引っ越してゆく
引っ越し業者と打ち合わせしながら、書類にサインするパンドラ。
そこへ、山田と谷さんが通りかかった。
「引っ越しですか?」と谷さん。
「通路狭くなってすみません」とパンドラは詫びた。
しかし心では、カリカリといちゃもんをつけていた。
壁叩いて小うるさいやつめ…感じの悪い隣人ともおさらばできてせいせいするぜ!
茜の隣人問題ひと段落
マンションの高みから、引っ越し業者のトラックを見送る山田と谷さん。
黒い野球帽とダウンジャケット姿の山田に対し、谷さんは左肩に星のマークがあるジャンパーを着ている。
「早く春がくるといいなぁ」と谷さんがつぶやく。
「ですね」と山田は言った。
山田くんとLv999の恋をする【70話】『』感想
これまで何度も、ゲーム内でパンドラを追い詰めてきた谷さんチーム。
今回はいよいよ、現実世界でも身の危険があるよ、という印象付けに打って出ました。
ある程度仲良くなったごぼうの口から、「ストーカー」とか「盗聴器」といった言葉を印象付けられ、パンドラは怖くなった様子。
引っ越しを決心し、2月中にマンションを出て行きました。
どうやら騒音問題も、これでひと段落しそうですね。
最後の山田の表情には、ほっとひと安心している雰囲気が出てました。
谷さんチームに感謝、ですね。
第71話のネタバレは、以下をどうぞ!
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